【口裂け女】社会問題にまで発展した都市伝説!?日本中に現れた口の裂けた女性!!

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ネットやSNSで有名な都市伝説。愛される都市伝説の1つ「口裂け女」を紹介したいと思います。

都市伝説とは

都市伝説とは近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種である。

大辞林には「現代の都市で、広く交渉される、根拠が曖昧、不明な噂話」とされています。


口裂け女

Pete LinforthによるPixabayからの画像

口裂け女とは

「口裂け女」は1979年に日本で流行し、社会問題にまで発展した都市伝説です。

マスクをした若い女性が学校帰りの子供に「私、綺麗?」と尋ねてくる。「綺麗」と答えると「これでも・・・?」と言いながらマスクを外す。するとその口は耳元まで大きく裂けている。

綺麗じゃない」と答えると包丁や鋏で切り殺される。

口裂け女の噂は日本全国で出現し、足が速く、空中に浮くなどと言われていた。

その容姿、出現場所は様々で共通するのは口が裂けているとのこと・・・

口裂け女が誕生したのは美容整形手術の失敗とする説があります。

1978年は美容整形が正式に認められた年。女性の美容整形に対する関心がかなり高かった時です。

ですが、現代よりは技術は発展しておらず、手術に失敗した女性の成れの果ての姿・・・。
または美容整形の失敗に対する「恐れ」「不安」「疑惑」から生まれた怪物かもしれません。

「口裂け女」に遭遇した際の対処としては諸説ありますが、「ポマード」と3回言うのが1番効果的だと思います。
ポマード」は整髪料の一種で今ではジェルやワックスが主流ですが、その当時は「ポマード」が使われていました。
「口裂け女」はこの「ポマード」の匂いが嫌いなようで怯んでいる隙に逃げることができるとのこと。

余談

「口裂け女」は知らない人がいないほど有名な都市伝説です。ですが設定があまりにも曖昧、所々で違う特徴などがあります。

これは当時「口裂け女」が流行するにあたり、主に子供たちが塾や学校などで情報を口頭で広めていたためだと思われます。所謂全国規模の伝言ゲームです。
情報が所々変化していったため様々な特徴が付与されたりしたのではないのでしょうか。

関連作品

1979年には「口裂け女」をモチーフにしたディスコソング「口裂け女を捕まえろ!」など存在し、社会現象に拍車をかけたのではないのでしょうか。

口裂け女」「口裂け女2」「口裂け女 in L.A.」さらに様々な賞を獲得した「ゴーストマスク 〜傷〜 」など数多く映画化されています。

妖怪、怪談ものの漫画やアニメなどにはほとんど登場し、昔のアニメでは「学校の怪談」などが有名です。
最近の漫画では、月見隆士さんの「テラーナイト」(小学館)、梶本あかりさんの「口が裂けても君には」(ジャンプ+)などでとても可愛らしい「口裂け女」が登場します。どちらもとても面白いです。

ゲームではNyxtalesさんの「Slit Mouthed – 口裂け女」、Tango Gameworksが開発した「Ghostwire Tokyo」にも登場します。ホラーゲームでは「口が裂けていて襲ってくる」その不気味さ恐ろしさが際立ちます。めちゃ怖いです。

まとめ

1978年はスマホもネットも普及していない時代。その時代に都市伝説が全国に広まるのがかなり特殊な気がします。その当時の時代背景なども要因の1つかもしれません。

1978年に流行ったただの噂話と思われるかもしれませんが、実は「口裂け女」は江戸時代からその目撃情報があります。

果たして、「口裂け女」はただの噂話の架空のものなのでしょうか・・・?

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