【八尺様】身長が八尺（240cm）の巨大な女性！？若い男性を狙う都市伝説！！

ネットやSNSで有名な都市伝説。愛される都市伝説の1つ「八尺様」を紹介したいと思います。

都市伝説とは

都市伝説とは近代あるいは現代に広がったとみられる口承の一種である。

大辞林には「現代の都市で、広く交渉される、根拠が曖昧、不明な噂話」とされています。

「八尺様」は2008年に匿名掲示板2ちゃんねるにて初めて登場した都市伝説です。

身長が八尺(240cm)ある女性の姿。

田舎に出没し白いワンピースを着て帽子を被っていて、「ぽぽぽ」という声を発し、子供を連れ去ると言われている。

投稿者が高校生の頃祖父母の家で寛いでいたところ「ぽぽぽ・・・」という声が…生垣の方を見ると帽子を被った女性が歩いていた。生垣は2mほどあるのに頭が見えていた。

そのことを投稿者は祖父母に話すと態度が急変、その女はその土地に伝わる「八尺様」と呼ばれるもので魅入られると数日のうちに取り殺されるという。

「八尺様」は地蔵によって封印されているためその地区以外に出ることはできないらしい。

投稿者はお札が貼られ四隅に盛り塩、仏像が置かれた2階の一室に閉じ込められた。

祖父曰く，「朝までここから出ては行けない」と、そして「自分達は話しかけることも呼ぶこともない」と。

祖父の態度から「本当にやばいのでは…」と恐怖に震えながらもいつの間にか眠ってしまった投稿者。

時間は午前1時。いつの間にか眠ってしまった投稿者は窓ガラスを叩く音で目覚める。

そして聞こえる祖父の声「おーい大丈夫か。こっちに来てもいいぞ」と、だが祖父から「話しかけることはない」との言葉を思い出し思いとどまった。その時盛り塩は変色していた。

必死に仏像に祈るしかできない投稿者「ぽぽぽ」という声とともに窓ガラスが激しく叩かれ始めた。2階にも関わらず。

その後いつの間にか眠ってしまった投稿者は気づくと朝になっていた。盛り塩は真っ黒に変色していた。

1階に降りると祖父母の他にも多数の人たちがいた。そのままその人たちに囲まれる形でバンに乗る投稿者。

「ここからは目を閉じて下を向け，目を開けてはならない」という指示に従い、バンは出発。

そのうち「ぽぽぽ」という声、薄めを開けると白いワンピースが目に入る。

「見るな！」と言われ慌てて目を閉じる投稿者。窓ガラスを叩く音も聞こえる。

声と音が無くなると周囲の緊張も解けた。

おそらく特定の地域から離れ、「八尺様」から逃げ切れたのだろう。投稿者が握りしめていたお札は黒く変色していた。

後に父親から聞かされた話によると、車に乗っていたのは、全員投稿者と血縁関係にある者だった。少しでも「八尺様」の目をごまかそうと親族を集めたそうだ。

最悪、祖父と父親は、自分たちが身代わりになる覚悟だったという。父親からは、子供の頃に友達のひとりが「八尺様」に魅入られ命を落とした、とも聞かされた。

しかしいつまた魅入られるか分からないので、それ以降、祖父母の家には行けなくなってしまったと語っている。

それから10年後のこと。投稿者は祖母から、「八尺様を封じている地蔵が誰かにより壊されてしまった」という連絡を受けた。

この地蔵は地区の東西南北の境界に設置されているが（故に地区から出ることが不可能）、壊された地蔵は投稿者の家の方角のものだという…。

「八尺様」のストーリーはかなり面白いですが、その特性からネットでは「子供の男のが好き」「他のものに脇目も振らずに一途」など多数の創作物に登場し愛されているキャラです。

都市伝説の中でもかなり有名になり愛される「八尺様」。

田舎に出現する都市伝説ですが仏像が破壊されているので今はどこにでも出現できるのかも・・・？

もし「八尺様」に狙われてしまったら護符を肌身離さずに持ち、部屋に盛り塩を置き、仏像に祈りを捧げるしかありません。その土地を離れる必要もありそうですね。
人によっては「八尺様」に狙われたいと思う人もいるかもしれませんが・・・