不思議で怖くておもしろい、そんなSCPを紹介しようと思います。
今回は突然な椅子型SCPの紹介!!見た目は椅子なのに恐ろしい力を持っている!?
SCPとは
SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。
SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。
・Safe(セーフ)
注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!
・Euclid(ユークリッド)
よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?
・Keter(ケテル)
収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!
主にこの3種類に分類されてます。
SCP-396 >突然の椅子<
オブジェクトクラス:Keter
SCP-396はプラスチックと鉄で構成された椅子です。
ランダムなタイミングで地球上にある別の椅子と自身の位置を入れ替えます。
SCP-396もしくは入れ替わる椅子に座っていた生物も一緒に転移します。
この転移は地球上のいかなる場所にも移動可能だと考えられています。
SCP-396は近隣の会話を聞くことができ、その会話の中で出てきた場所に転移していると考えられます。
今まで転移した事例をあげると
ジェットコースターの空席、死刑囚監房、合衆国最高裁判所さらにバチカン市国の教皇を聖座ごと入れ替えたこともあります。
現在でもSCP-396を完全に収容する方法は確立しておらず、いつ転移してもおかしくありません。
瞬間移動する椅子!収容不可能な椅子型SCP!!椅子がある場所ならどこへでも行けます!ただ人によって制御できる代物ではありません・・・
著者 [Dr Kondraki] 原作記事[http://www.scp-wiki.net/scp-396]
SCP-2950 ただの椅子
オブジェクトクラス:Safe
SCP-2950は金属製の折りたたみ椅子です。
SCP-2950は座り心地がかなり快適で、座った人間はSCP-2950その快適さから離席しようとしません。
SCP-2950に長く座れば座るほどこの症状は強くなります。
30分以上座ると実力行使でなければ離席させることができず、1時間以上座ってしまった場合強制的に離席させることはできません。
快適なだけの椅子なんだ!!座らなければ危険じゃないね!!
SCP-2950はただの快適な椅子。となってますが、本来のSCP-2950は大多数の人間が想像したものに変化する能力です。
そのため、現在大多数の人が”快適なただの椅子”として認識されてますが、その前はKeterクラスの怪物でした。
SCP財団はSCP-2950をSafeのただの椅子として認識する様に情報を拡散し、SCP-2950を使った実験は無期限に中止されています。
元々はおそろしい怪物だった!Keter級の能力を持っているただの椅子!この情報を大多数の人が認識した時、SCP-2950は元の怪物の姿に変化するのだろうか…?
著者 [weizhong] 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-2950]
SCP-1475-JP 標的はノースカロライナ
オブジェクトクラス:Safe
SCP-1475-JPは背もたれに「Welcome to America」と彫られている木製の椅子です。13脚がSCP財団に収容されています。
SCP-1475-JPは人間が座ると活性化します。
人間がSCP-1475-JPに座ると座った被験者は立ち上がることができなくなり、その状態の被験者はどのような攻撃を与えても干渉できなくなります。
そのまま3分が経過するとSCP-1475-JPは小刻みに震え出し、5秒後に前方45°の角度で爆発音とともに射出されます。
射出されてから20秒後にSCP-1745-JPは透明になり、物体をすり抜けるようになります。
無敵状態になるし、透明になれるってすごい能力だね。
これは目的地に着弾してから20秒後に解除されます。
射出時と着弾時にはとてつもないエネルギーがあると思われますが、なぜか周囲を破壊したりすることはありません。
着弾する場所は名前の通りノースカロライナ州ですが、1つのSCP-1475-JPだけ97%の確率でノースカロライナ州、2%の確率でサウスカロライナ州、1%の確率でウェストバージニア州に着弾します。
座ったらアメリカにぶっ飛ばされる!?移動が便利な椅子!!ただ場所はノースカロライナにしか行けないのが難点。周りにも座ってる人間にも被害は出ないし、うまく使用すれば便利かも?
終わり
この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。
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