不思議で怖くて恐ろしい！！そんなSCPを紹介しようと思います！！
今回は普通に存在しているのに何かがおかしいSCPを紹介しようと思います！！
SCPとは
SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。
SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。
・Safe(セーフ)
注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ！
・Euclid(ユークリッド)
よくわからないことが多くて危険だよ！収容が難しいかも・・・？
・Keter(ケテル)
収容することができない！なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ！！
主にこの３種類に分類されてます。
SCP-1711-JP 財団に限りなく近い村
オブジェクトクラス：Keter
SCP -1711-JPは日本の長野県ににある村です。
発見当時の人口は約80人ほどでSCP-1711-JP内にいる人物はSCP-1711-JPの一部として扱われます。
そしてSCP-1711-JP内に外部から人間が侵入、滞在するとSCP-1711-JPと村人は進入した人間に適した環境、人間へと変化します。
この異常性は侵入者の滞在回数、滞在期間によって強くなると考えられています。
変化する内容としては、侵入者の職種や思想に応じた動植物や施設がSCP-1711-JP内に発生します。飲食店、宿泊施設、資料館や娯楽施設までも発生することが確認されています。
村人の場合は侵入者の考えに一定の理解を示し、異性の場合侵入者の好みの外見や、好みの思想を持った人間に変化します。
侵入者と村人が婚姻関係を結んだ場合、侵入者がSCP-1711-JP内に本籍を移動させた後に侵入者が村人として変化することが確認されています。
侵入した人には最高に居心地がいい場所になるのか・・・
でもSCP-1711-JPに取り込まれちゃうのか・・・
過去にDクラス職員がSCP-1711-JP内の村人と結婚したため、財団は調査をするべくエージェントをSCP-1711-JPに送り込みました。
Dクラス職員にはGPSが付けられていた為、外見が大きく異なっていたがDクラス職員を確認。
Dクラス職員はエージェントのことを覚えていたようで、エージェントに感謝の言葉を述べ、お辞儀をした。
その瞬間にDクラス職員についているはずのGPSの反応が２つに増えました。
不審に思ったエージェントは他に同じ苗字の村人がいるか確認すると、「この村の半分以上は同じ苗字ですよ」と村人が行った瞬間、GPS反応が25個に増加。
これは侵入したエージェントがDクラス職員を探していた為、SCP-1711-JPがそれに反応して変化した結果だと思われます。
エージェントはSCP-1711-JPを脱出するとGPS反応が一つに戻りました。
さらに問題は深刻化し、翌日エージェントがSCP-1711-JPを訪れると、SCP-1711-JPはSCP財団の施設に変化していました。
村人たちも財団職員のような姿をしており、さらにSCPオブジェクトも収容されています。
今までの様々なデータや書類までも同じものがあり、完全にコピーされているようです。
もしもこの村で、Keter級のSCPが収容違反をした場合、日本はどうなってしまうのでしょうか・・・？
SCP財団をコピーしたSCP！！ただの村だったものがここまで脅威になるとは・・・ 果たして今もSCP財団のままか、はたまた別のものになっているのか
SCP-2420 ある忠犬
Neutralizedとは無力化されたSCPを示すオブジェクトクラスです。
SCP-2420はごく一般的な普通の男性です。
ですが彼は犬をかつて飼っていた犬（マティ）に変化させる能力がありました。マティはSCP-2420が名付けた名前です。
この能力は彼が犬の存在に気づく、または犬が彼の存在に気づくと発生します。
マティに変身させられた犬はマティの記憶があるようで、SCP-2420のことを飼い主だと認識しているようです。
SCP-2420の能力が及ばない場所に移動すると、変身は解けて元の犬に戻ります。
この時、犬は少し混乱を示しますが、変身による影響などはないようです。
また変身してマティとなった犬は一時的に無敵状態になるようで、どのような攻撃でも傷を負うことはなくなります。
どんな犬も自分の好きなマティちゃんになるの！？
すごい素敵な能力じゃん！！変身した他の犬も傷つかないし！
SCP-2420の能力が発現したのは、マティが車に轢かれて亡くなってしまった時で、SCP-2420に家族はいなくマティだけが唯一の家族であり、マティを失ったことによりSCP-2420は鬱状態になり、自殺をしようと考えていました。
橋から飛び降りようと考えていたSCP-2420はその道中にドッグランに寄り、そこにいた犬たちが全てマティに変身してSCP-2420の元へ駆け寄ってきたのです。
この事件によりSCP-2420は即座にSCP財団に身柄を拘束され、収容されることになりました。
SCP-2420は10年ほど収容され、その間も能力の解析のため犬をSCP-2420に接触させマティに変身させていました。
ですが、ある時SCP-2420はある変化に気づきました。
変身する犬に関係なくマティは歳をとっていたのです。
そして、SCP-2420はマティとの2度目の別れを迎えることになるのです・・・
別れを迎える際、SCP-2420とマティは互いに別れが近づいていることがわかっていたようで、それでもマティは最後までSCP-2420に普段通りに接してから消えました。この時SCP-2420は初めてマティに愛されていたことに気づいたそうです。
こうしてSCP-2420はマティからの愛によって鬱状態を克服し、前を向いて生きていくことを決心しました。
ごく普通の男性とごく普通の飼い犬によるSCP！！愛によって目覚めた能力といえますね！！
こんなの泣いちゃうに決まってるでしょうが！！原作記事ではさらに詳しく書かれているので興味がある方はぜひ！！
著者 kinchtheknifeblade 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-2420]
SCP-035 取り憑くマスク
オブイェクトクラス：Euclid
SCP-350は白い仮面です。時に悲しい顔や喜びの顔に変わります。
SCP-035は目と口の穴から腐食性の粘性液体を出しています。
物質によって速度に変化はありますが、どのような物質でもこの液体に触れると腐食していきます。
SCP-035に近づく、または視認してしまった人間はSCP-035を顔につけたいと言う強い衝動にかられます。
SCP-035が被験者につかられると、被験者の脳波パターンにSCP-035の脳波パターンが重なり被験者は脳死します。
そして、SCP-035は被験者の体を乗っ取り、自由に動くことができるようになります。
この時、被験者の体は急速に衰弱していき、最終的にはミイラのような姿になり、動くことができない状態になろうとも、SCP-035は被験者の体を強制的に動かすことができます。
そして、SCP-035は高い知性を持っており、さまざまな知識を有し、知性と適正テストでは上位1％の成績を残し、性格も知的でカリスマ性にあふれ、全ての人に愛想良くお世辞を用いて接触します。
凶悪なSCP・・・ではないのか？取り憑かれた人は亡くなってしまうけど・・・
ですが、SCPは心の奥に醜悪な性格を隠し持っています。
SCP-035は心理分析においても高い技術を持っており、言葉だけで自殺させたり、自我のない操り人形にすることができます。
SCP-035自身も人間の心の働きについて詳細な知識を持っていると言い、十分な時間さえあればどのような人間の心も掌握できると断言しています。
そのため、研究スタッフを説得し、今まで何度も収容違反を行なっています。
現在はSCP-035の出す粘性液体の効果が最も薄いとされているガラスのケースに入れられていますが、収容されている部屋の壁に黒い液体（腐食性のある人の血）が出てきたり、収容されている部屋の中ではうめき声、甲高い笑い声が聞こえたり、近くの区域で作業している職員がたびたび自殺をしたりと不自然な事象が相次いでいます。
これはSCP-035が次の宿主を求めて、活動しているのではないかと考えられています。
この被害は日を追うごとに深刻化していて、SCP-035が次の宿主を確保する日も遠い未来の話ではないのかもしれない・・・
人間を洗脳して操るSCP！！普通のマスクだと侮ってはいけない！！このSCPが活動すると仲間同士、家族同士での争いを招くかもしれない・・・
著者 Kain Pathos Crow 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-035]
終わり
今回は普通に見えて何かがおかしい、そんなSCPを紹介しました！！特にSCP-1711-JPはSCP財団に対抗できる危険度を持っていました！この記事が気になったら原作記事も読んでみてください
この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。
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