竜を狩るために限界を超える!『ラグナクリムゾン』【翼の王編】感想!!前編!!

スポンサーリンク

こんにちは!!今回は「月刊ガンガンJOKER」で掲載されている漫画ラグナクリムゾンを読んだのでその感想を書いていきます!!ネタバレ含みますのでご注意ください。

ラグナクリムゾンとは

ラグナクリムゾンは、小林大樹氏による日本の漫画作品。「月刊ガンガンJOKER」(スクウェア・エニックス)にて、2017年4月号より連載されている。

2023年にアニメ化も決定している。

アニメ公式サイトのリンクはこちら

TVアニメ「ラグナクリムゾン」公式サイト (ragna-crimson.com)

物語

そこは人を食らい竜が蔓延る世界。銀剣を振るい、竜を狩り、報酬をもらう職業ーー狩竜人かりゅうど

ヘボ狩竜人の少年・ラグナは、ぶっちぎりの竜討伐数を誇る天才少女・レオニカとコンビを組み、日々、竜討伐に挑んでいた。

ラグナの願いは一つ。

強くなれなくてもいい。レオのそばにいたい。

少年の願いは最狂最悪の竜の襲撃により儚くも散りさる・・・

感想

「翼の王」編でも全11巻あるので1巻ずつ感想を述べていこうかなと思います!

今回は6巻までの感想を前編として述べていきます。

1巻

レオニカは死ぬ、そんな未来を示したのは他でもない未来のラグナ自身。
未来を変えるため未来の力を過去のラグナに引き継がせる。
どれだけの代償が必要だとしても。

竜を倒すためには銀の武器が発する「銀気」で殺すか、太陽の元で焼く。未来のラグナは戦いの果てに銀器との完全融合を果たす。

銀気」を発する人間ラグナは「死神」と呼ばれ恐れられる。

だがラグナとともに激闘の中で生き残れる者はいない、ラグナと共にいられるのは「死なない者

そんな未来のラグナと戦っていたのは「竜王クリムゾン」。

竜だが竜の神を殺そうとした反逆者。元翼の王。(一般的な竜は獣のような姿だが上位の竜になると人型で意思疎通もできる)

竜には翼、鱗、爪牙、咆哮、眼、骨の6つの血族があり、ラグナクリムゾンの目的はその全てを滅ぼし竜の神を討つこと。

未来よりも早くクリムゾンと会うことができたラグナはまず翼の王を狩るために動く。

序盤からポンポン話が進みとても読みやすいです!

ラグナは未来から圧倒的な力を手に入れたがまだ体に馴染んでいない様子。
未来の記憶と力を思い出しながら竜を狩っていくバトル漫画!

未来で死んでしまったレオニカを助けれてホッとしたのも束の間、翼の血族はこの国を滅ぼそうとしている。

一緒にいたラグナに一瞬で追い越され置いてかれるレオニカはかわいそうですが(ラグナレオニカの力では死ぬと感じ置いて行った)一緒にいられるのはクリムゾンだけ

戦闘描写も迫力がすごくて引き込まれます!

ラグナのさらなる力とクリムゾンの力を見たくて続きが気になる1巻です!

2巻

表紙はクリムゾン!完全に見た目悪役、心の中の腹黒い感情が顔にまで出てる感じ。

2巻はまず翼の血族 No.3 第三位階風獄竜 ディザス・トロワ討伐戦。

ただラグナが手を出すのではなくラグナが「銀気」を込めた武器を使って一般の狩竜人が戦う。

ディザス・ドロワの竜巻を操る能力は強大で東部国境の都市はすぐに陥落。

ディザス・ドロワは都市を滅ぼし待機命令を受けていた。

待機命令中の暇つぶしに女性が風に切り刻まれていく光景はなんとも惨たらしい。

クリムゾンが隠し持っている銃器や車を使うのですが、この世界にそれらが存在しているように感じない・・・

なぜクリムゾンはそんなものを持っているのか?

クリムゾンの作戦でディザス・ドロワを竜巻から引っ張り出し狩竜人たちが襲いかかる!弱ったところでラグナを乗せた車(銀気は車にも込められる)で引くのが斬新で思わず笑ってしまったw

結果呆気なくディザス・ドロワラグナが出る間もなく倒してしまったが決して弱いわけではなく竜化すれば竜巻を8つも出して襲ってくる。

完全にクリムゾンが戦況を掌握していた戦闘だった。クリムゾンの頭の回転、相手の行動を読み取る技量が高すぎる・・・あと相手を煽るのが大好きなんだなと思った。

その頃、王都では翼の竜王 翼の血族 No.1 第一位階「天翼竜 アルテマティア」が襲来!

王都では太陽の光を吸収し夜間は放出することで竜を近づけないようにしているが「暑いのを我慢してます^ ^」などと言って平気そう。

そして彼女の目的はこの国を滅ぼすこと。「神はこの国の滅びを望んでいる。だけど一切の苦痛も恐怖もなく安らかに眠ってほしい。

国王の「がぁまぁん?、かぁみぃ???」みたいな反応もとてもわかる。要するに虐殺するけど苦しめないから諦めてねと言っている。

国王は反抗したが・・・彼女は翼の竜王、操る能力は。時間を止めれるし、戻すこともできる。国王は止められた時の中で一度瀕死になり(攻撃したのはボルデギウス)「残酷なのは嫌いです」と言い生きている状態まで戻された

正直時止めるし、戻るしはどーやって勝つんだ・・・という感じ

国王の心は折れ、王都に避難民が集められていく。

そして、消息をたったディザス・ドロワ。命令を出されたのは第二位階「雷爪竜 ウォルテ・カムイ」。

雷の速度で向かうはディザス・ドロワを倒した狩竜人一行の元。

ラグナクリムゾンと別れた彼らが助かるとは・・・思えない・・・

3巻

表紙はアルテマティア!これが翼の血族のボス…癒し枠の味方みたいな見た目なのに。

王都が翼の血族に支配され、ウォルテ・カムイが狩り出されている中ラグナ達はいきなり王手を狙いに行く!

翼の血族は翼の王 アルテマティア の支配する血族。

王であるアルテマティアさえ狩ってしまえば翼の血族は潰える。

No.2が出払っている今が絶好の好機。

クリムゾンアルテマティアを狩る計画を立てる中、ラグナアルテマティアに遭遇する

最強だと思われた時操魔法は万能ではない時を止めることと戻すことは同時に行えない

そのため、一度壊してしまえばアルテマティアが体を損傷前に戻している間は時が止まらない。

そして、体が戻ったら時を止める前にまた破壊してしまえばいい。

ラグナの圧倒的強さ「銀姫闘法」、「銀姫創剣」を前に体を戻すことしかできないアルテマティア

脳が崩壊してる中思い浮かぶのはカムイの言葉

「竜王でも弱すぎる、時を止めるのに1秒かかる、遅すぎだ。俺たちは0.1秒以下の世界で戦っている。 俺様みたいな理不尽な力を持ったやつが現れたら俺様が近くにいればいい、だがそうじゃなかったらお前の反則級の力を迷わず使え」

時よ巻き戻れ

やっぱり世界を止めて、一部の時間を巻き戻すことができるなら世界全体を巻き戻すこともできますよねぇ…

ただこれは切り札。膨大な魔力を使用するため、奥の手でしか使わない魔法。

それでも一度使えれば十分、過去に戻り、ラグナが違和感に気づいても時が止まってしまう・・・

4巻

時を止められたラグナは動くこともできずに攻撃される。

ただ銀剣と融合しているため、かなりの硬さ+スライム先輩が引っ付いていたためスライム先輩が盾になっている(スライム先輩は竜の体を溶かす酸のようなもの)

とどめを刺されそうになった時なんとラグナは動き出す。

ラグナは未来でアルテマティアに眷属にされそうになったため、眷属の血が少し混ざっている。もちろんアルテマティアは知らないが。

アルテマティアが魔法の範囲外にしているのが翼の眷属達。つまりラグナは魔法の範囲に入らない。と言っても眷属の血が混ざっているのは少量なので動きは遅くなるが。

だが限界を迎えたラグナは力尽きる。助けに入ったのはもちろんクリムゾン

優雅に空間魔法で撤退を図ったがネビュリムラグナによってクリムゾンの空間「地球儀の間」は崩壊。計画を悉く壊されるクリムゾンが哀れw

そして崩壊した空間から投げ出され行き着いた先は銀装兵団の施設だった。

5巻の表紙を飾る銀器姫「スターリア

ほんとに魅力的なキャラですよね〜、キャラ一人一人とても素晴らしいですが銀器姫はそのカリスマ性からか惹きつけられるものがあります。

宙に浮く両手のない少女、彼女は気を操り物を自在に操ることができる。

だがクリムゾンとは相性最悪、リアの目は万物の本質を見抜く。

敵か味方もわからないクリムゾンの奥底にある腹黒い本質を見抜かれる。

クリムゾン自体も苦手としているようでさっさと離脱したがっているが。ラグナが間に入る、

リアが見たラグナの本質は銀剣と人の融合。剣から両手両足が生えているような見た目に見えるようw だけどそれがかっこいいらしい。

5巻

本質からわかりあうことができないクリムゾンリア

何とかラグナが仲裁?(本人は何もしてないけどw)する形で共に攻めてくる上位竜を倒すべく共同戦線を組み迎えうつ準備をする。

翼の血族側ではラグナによる襲撃でアルテマティアはトラウマを抱え時間を操れなくなっていた。

心がボロボロのティアの元へディザス・ドロワを倒した狩竜人一行を狩ってきたカムイ

この2人の関係性が気になるけど、とにかく主人公達より主人公とヒロインをしてるから敵なのに好きになってしまうw

そしてついに上位竜の2体、5巻の表紙を飾っている「狂操竜オルト・ゾラ」、「爆塊竜タラテクトラ」が攻めてくる・・・

先手はタラテクトラの特攻。基地を丸ごと破壊する突撃で不覚を取った銀装兵団だったがラグナが迎撃する。

おそらく過去ではラグナ達がいないから、この先制攻撃で基地はほぼ崩壊してたのかな?

何が来るのか身構えていると現れたのは…多数の人間…?

助けを求める民間人のようだが、すでに薬物で洗脳済み。

普通の人間とは思えない身体能力。洗脳で強化された民間人との戦い。

迷いが生じる銀装兵団だが、リアがそれを鼓舞する。

6巻

タラテクトララグナの一騎打ち。銀姫闘法は使えないがそれでも持ち前の剣技で戦うラグナだったがラグナの放つ技の威力に剣が耐えられずに攻撃を受けてしまう。

勝負は決まりタラテクトラはその場を後にする。

重傷を負ったラグナに竜たちは襲いかかる。

それを救ったのは銀装兵団のシンと爺さん。

3人でタラテクトラの後を追う。

あらゆる箇所で戦闘が勃発している中で上位竜の能力が使える成竜が投入される。

もちろんアルテマティアの時を止める力を持つ成竜も。

本編には関係ないけど強すぎる竜達の勢力に「クソゲェェェ!!」とキレ散らかすリアのラフ絵がとても好きw

そしてそんな激戦の中、ついにクリムゾンも動き出す。

時を止める能力には静止した空間を地獄にする(それが難しいでしょw)と言って時を止める成竜も難なく撃破した。

そしてクリムゾンを囲むのは銀装兵団が保護していた民間人。クリムゾンの銃を持った状態で。

目には目を、歯には歯を、薬物洗脳された民衆には、催眠調教した民衆をぶつけて相殺する。

クリムゾンのゲスっぷりは変わらず、むしろ安心するw

まとめ

テンポよくどんどん戦闘していきさらに激化していく、その戦闘シーンがかなりかっこいい!

キャラごとの性格がわかりやすく、魅力的な人が多い!

竜側の敵も元人間だから感情や性格もあり、敵なのに好きになる。

アルテマティアもかなり好きです。ただし少し頭がイカれていて翼の竜王なだけで人を大量に殺害してるけど(そこが問題)。

ラグナがどんなに未来で強くても現在で全てがうまくいくわけではない、だが確実に未来を変えている。果たして守るものがなくなった未来を変えることはできるのか?

終わり

今回はラグナクリムゾンを紹介しました!

素晴らしい画力とストーリー、キャラごとのサブストーリーまで作り込まれていて続きがとても気になる作品です!

また2023年にアニメ化も決定しており、戦闘シーンをアニメで見るのが楽しみです!!

気になった方はぜひ読んでみてください!!

翼の血族編後編はこちら!!

追記 2023/06/23発売!新刊12巻の感想はこちら!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました