ほんとにSafeクラスオブジェクト!?恐ろしい力を持ったSafeクラスのSCP3選!!

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不思議で怖くておもしろい、そんなSCPを紹介しようと思います!!

今回はSafeクラスに分類されてる恐ろしいSCPを3体紹介しようと思います!!

Irina_kukutsによるPixabayからの画像

SCPとは

SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。

SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。

Safe(セーフ)
 注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!

Euclid(ユークリッド)
 よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?

Keter(ケテル)
 収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!

主にこの3種類に分類されてます。

SCP-4342 実験は継続させなければいけない

オブジェクトクラス:Safe

deepakritによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:SCP-4342はサイト-22 サイト-44の安全保管ロッカーに収容されます。

SCP-4342の実験を希望するあらゆる人物はそのようにしても構いません。

説明:SCP-4342は内部からの淡い発光を伴う折り紙の立方体です。驚くべきことに、SCP-4342は外部からの刺激に曝されたときにこの発光の色を変えることが可能であり、時折同様に何かを行います。

これらの異常な特性の不思議な起源のため、SCP-4342は現在徹底的な実験下にあります。

実験ログ4342-1

実験を目的として、SCP-4342は種々の刺激に曝されあらゆる反応が記録されました。

実験職員: マーズリー博士
刺激: マーズリー博士によって触れられる。

結果: SCP-4342は緑色になった。
実験職員: マーズリー博士
刺激: 暗室に放置される。

結果: SCP-4342は青色になった。

なんで色が変わるのかわからないけど危険がなくて可愛らしいSCPだね!!

実験職員: マーズリー博士
刺激: 小箱に閉じ込められる。

結果: SCP-4342は青色になった。

魅力的だ… - マーズリー博士
実験職員: マーズリー博士
刺激: 壁に向かって投げつけられる。

結果: SCP-4342は何かを行った。結果として壁は消失した。

んん?ちょっと待って!?壁消えた!?

実験職員: マーズリー博士
刺激: 死体。

結果: SCP-4342は赤色になった。
実験職員: マーズリー博士
刺激: ミディアムレアのサーロインステーキ。

結果: SCP-4342は何かを行った。結果としてはマーズリー博士は消失した。

マーズリー博士を失ったのは不幸なことだったが、SCP-4342が我々にもたらす進歩は我々が研究を容易くやめることはできないことを意味している。実験は継続されなければならない。 - ショー博士

実験結果から有益なことないし!博士消失しちゃってるよ!?

実験職員: ショー博士
刺激: 着火される。

結果: SCP-4342は緑色になった。
実験職員: ショー博士
刺激: 唾を吐きかけられる。

結果: SCP-4342は青色になり、それから赤色になった。

これは我々のSCP-4342に対する理解の中間目標である。 - ショー博士
実験職員: ショー博士
刺激: SCP-682

結果: SCP-4342は青色になった。SCP-682は目に見えて困惑した。
実験職員: ショー博士
刺激: クレヨンで絵を描かれる。

結果: SCP-4342は赤色になった。
実験職員: ショー博士
刺激: 鉛筆で絵を描かれる。

結果: SCP-4342は10秒間に亘り赤色、緑色、青色の順で変化した。
実験職員: ショー博士
刺激: 鉛筆で絵を描かれる (2度目の試み) 。

結果: SCP-4342は緑色になった。
実験職員: ショー博士
刺激: 鉛筆で絵を描かれる (3度目の試み) 。

結果: SCP-4342は何かを行った。サイト-22は全ての勤務中の職員とアノマリーとともに消失した3。

SCP-4342を実験するリスクは利益を遥かに上回っている。もっと実験。 - サイト管理官ビル (サイト-44)

どこに利益あるんだよぉ・・・完全にやばいSCPじゃん・・・

実験職員: サイト管理官ビル
刺激: 警備職員によって撃たれる。

結果: SCP-4342は何かを行った。現在の全警備職員は消失した。
実験職員: サイト管理官ビル
刺激: SCP-914の前方に置かれる。

結果: SCP-4342は赤色になった。
実験職員: サイト管理官ビル
刺激: 1893年以降のイギリスの地図。

結果: SCP-4342は青色になった。
実験職員: サイト管理官ビル
刺激: SCP-682

結果: SCP-4342は緑色になった。SCP-682は実験に再度目に見えて困惑した。
実験職員: サイト管理官ビル
刺激: サイト管理官ビルに舐められる。

結果: SCP-4342は青色になった。
実験職員: サイト管理官ビル
刺激: 寝る前の御伽噺を読まれる。

結果: SCP-4342は緑色になった。
実験職員: サイト管理官ビル
刺激: サイト管理官ビルによって触れられる。

結果: SCP-4342は何かを行った。メキシコシティの複数の近隣居住地とメキシコシティの大部分とともにサイト-44は消失した。自然災害の被害によることとする徹底的な偽情報キャンペーンとプロトタイプのKALEIDOSCOPEシステムの利用によって、SK-クラス壊された虚構シナリオは辛うじて回避された。

SCP-4342の実験手順は監督評議会に再調査のため提出された。

ウエェ!?Kクラスシナリオすら引き起こしそうだったの!?

流石にこれはO5が黙ってないんじゃない!?

補遺4342-1 (O5の判断):

SCP-4342に関する実験手順と前述の実験結果の徹底的な再調査に続き、監督評議会は──内部セキュリティと倫理委員会との協議に従い──以降のSCP-4342の全研究に対し以下の行動を全会一致で指令しました:

もっと実験!もっと実験!

実験をやめられない!?危険すぎるSafeクラスSCP!!その精神汚染能力はかなり強くO5すらも洗脳されています・・・

著者 [Tanhony] 原作記事 http://www.scp-wiki.net/scp-4342

SCP-6499 冷静であれ

オブジェクトクラス:Safe

congerdesignによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:SCP-6499はサイト-196の標準的なAnomalousアイテムロッカーに保管されます。直接見ていない場合にはオブジェクトは非活性であり、これ以上の手順は必要ありません。

説明:SCP-6499は252ページの長さを持つハードカバー本です。

この本の表紙と背表紙には何も書かれていませんが、最初のページには”認知行動療法に関する章(Chapters on Cognitive Behavioural Therapy)”という見出しが記載されており、著者、出版社、出版年に関する情報はありません。

この本には、瞑想訓練から戦闘中に冷静さを保つための米海軍特殊部隊のテクニックまでの心理学的理論と実践に関する複数の章が含まれています。

SCP-6499は、焼け落ちた建物の跡で発見されました。

当オブジェクトは、フィールドエージェントが家の火事で“奇跡的に”無傷だったという女性の報告を聞きつけたことがきっかけで、財団の注目を集めました。SCP-6499は現場にて無傷の状態で発見されました。

警告:センター2のセキュリティが侵害されています。重要な任務を与えられていない職員は直ちに指定されたセーフルームに避難してください。

SCP-6499は、3つの条件が満たされたときに異常性を示し始めます:

  • SCP-6499と同じ部屋にいる個人が、オブジェクトを視線内に捉えていること
  • 危険な環境や差し迫った災害により、上記の個人が生命の危機に瀕していること
  • 対象が強い精神的苦痛を受けている状態にあること

警告:SCP-???及びSCP-???が収容違反を起こしました。

上記の全ての条件が満たされると、SCP-6499は自身と対象の両方に、あらゆる傷害や危害による影響を受けないようにします。これ以降、対象はSCP-6499-1と呼称されます。

え!?無敵状態になれるってこと!?すごい本じゃん!!

危機の際に引き起こされる二次的な異常効果により、SCP-6499-1は周囲の環境や差し迫った危険に対して完全に無関心になります。代わりに、対象は軽度の倦怠感を示し、安全な場所に移動しようとせず代わりに自分の作業を再開します。

SCP-6499は、自身とSCP-6499-1の両方が差し迫った危険に晒されなくなると、その効果を停止します。第三に、健忘作用を発揮し、SCP-6499-1から危機的状況の記憶がすべて消去されます。このことを質問されると、軽度の錯乱状態を引き起こします。

警告:当サイトでKeter及びEuclidクラスの収容違反が多発しています。サイト-196の完全封鎖が開始されました。

SCP-6499の試験概要

2021/07/06
試験3(焼却): Dクラス職員は、あらかじめSCP-6499が置かれた標準的な焼却室に入るよう指示された。

結果: 当該Dクラス職員は、部屋にガスが充満したときに高い感情的ストレスを経験した。感情的苦痛は1秒後に消失した。被験者は炎を少しの間見た後、ため息をついて床に座り込み、爪を剥がし始めた。研究員のL. Glasglow博士が、焼却中のDクラス職員に気分を尋ねたところ、“平気だ”と答えた。
当該Dクラス職員は、自身や服に損傷を受けることなく部屋を出た。
2021/07/12
試験5(浸水による窒息): Dクラス職員にSCP-6499を与え、独房内で読ませた。15分後、独房は水で溢れかえった。

結果: 最初は水位の上昇に恐怖を示していたが、被験者はベッドに腰掛け、水が鼻まで上がった状態になるまで読書を続けた。
当該Dクラス職員は、服を乾かして部屋を出た。
2021/07/25
試験9(特異攻撃者): Dクラス職員は、その日早くにSCP-6499が置かれていたSCP-???の収容室に入るよう指示された。

結果: SCP-???を見て少しショックを受けた後、当該Dクラス職員は部屋の中央に座った。当該Dクラス職員は、SCP-???のために用意された塗り絵を手に取り、クレヨンで描き始めた。SCP-???の威嚇は無視された。SCP-???は被験者を攻撃し始めたが、効果はなかった。

警告:SCP-???,SCP-???などのミーム的及び伝染的アノマリーが封鎖を突破しました。プロトコル・”ファイナル・レスト”が開始されました。

補遺2:SCP-6499
SCP-6499を用いた別の試験を準備していたところ、突発的な危機的状況が発生し、SCP-6499の効果が意図せずに発動しました。

L. Glaslow博士は、同僚たちが脅威に対抗するため、あるいは避難場所を探すために立ち去ったため、異常の影響を受けました。


L. Glaslow博士にも避難するよう指示されましたが、コーヒーを飲むことと、割り当てられた書類を仕上げることを優先しました。


L. Glaslow博士は、MTF-16-2 “クラスのお調子者”が感染したDクラス職員を射殺した際に発された喉頭音には気づきましたが、無視しました。

作業を停止するよう指示されたL. Glaslow博士は、引き続きコーヒーマシンに向かい、携帯電話で文書を仕上げようとしました。

彼女は、SCP-???による火災や、自分を絞殺しようと試みたマネキンに対して何の不安も抱きませんでした。

警告:サイト196の核爆弾が起動しました。

カウントダウン開始

10

9

8

L. Glaslow博士は、職場の地下にある核爆弾が起動しても不安を抱くことなく、美味しいコーヒーを一口飲みながら、ファイルの最終編集を保存していました。

4

3

2

1

危険を感じなくなる!?人間の危機感を消失させるSCP!!周りでSCPが暴れようが核爆弾が起動しようが興味を持つことはありません・・・

著者 [Moonhorse96] 原作記事 http://scp-jp.wikidot.com/scp-6499

SCP-209-JP safeクラスオブジェクト

オブジェクトクラス:Safe

Benjamin BalazsによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:SCP-209-JPは板厚20mm以上の透明なアクリルケースに入れたうえで反抗的Dクラス職員の居住エリアに設置してください。

アクリルケースのみ!?収容方法がひどくないか・・・?

説明:SCP-209-JPは15世紀末頃に作成された全丈235mmのヒノキ製の仏像(大日如来像)です。SCP-209-JPの特異性は、SCP-209-JPを目視したSCP-209-JPの付近にいる人間に発生します。

SCP-209-JPの影響を受けた人物は、危機を察知する能力や危機管理能力に欠けるようになり、現状が「安全である」「安心できる」ものであると認識するようになります。

危機管理能力は教育により再度身につけることが可能ですが、直ちに影響を除去する方法は判明していません。

確保当初、SCP-209-JPの効果は目視によるものとだけ考えられていました。

SCP-209-JPを目視しないよう収容してから3カ月後、複数名の職員の危機管理意識の欠如からSCP-???-JPの収容違反事案が発生、1??名の職員が死亡しました。

追加調査の結果、SCP-209-JPは長期間目視されていない場合、自身に近い位置にいる数十人~数百人の人間に効果を及ぼすことが判明しました。

この調査結果を受け、SCP-209-JPの収容プロトコルは現在のものに改訂されました。これにより影響はSCP-209-JPを目視したDクラス職員に限定されるようになり、再収容は成功しました。

また対象のDクラス職員は「財団の危険性」を認知することが少なくなり、勤務態度が劇的に改善しました。

SCP-209-JPの追加調査および追加実験は現在計画されていません。職員およびオブジェクト自身の安全は十分に確保されています。

待って!?危機管理能力失うのにDクラス職員の居住区に放置!?

これ収容できてるの!?

 

一時はどうなることかと思ったが、これで安心だ。 – ??博士

すでにSCP-209-JPの能力は広まっている!?危機管理能力を奪うSCP!!ほぼ野放しのような収容形態で管理できているとは言い難い・・・

著者 [dr_toraya] 原作記事 http://scp-jp.wikidot.com/scp-209-jp

終わり

Mirosław i Joanna BucholcによるPixabayからの画像

今回はSafeクラスオブジェクトとは思えない危険なSCPを紹介しました!!どのSCPも自らを安全だと思わせる洗脳能力が非常に高いです!!原作記事が気になったら是非読んでみてください!!

この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。

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