日本にも恐ろしいSCPがたくさんいる!?日本に存在する超危険なSCP3選②!!

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不思議で怖くておもしろい!そんなSCPを紹介していきたいです!!

今回は日本に存在する恐ろしいSCP!Part2を紹介していきます!!

KanenoriによるPixabayからの画像

SCPとは

SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。

SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。

Safe(セーフ)
 注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!

Euclid(ユークリッド)
 よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?

Keter(ケテル)
 収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!

主にこの3種類に分類されてます。

SCP-2050-JP 誰?

オブジェクトクラス:Euclid

Martin WinklerによるPixabayからの画像

SCP-2050-JPは日本のとある山中に存在する巨大な岩石です。おおむね円筒形の花崗岩であり、最大全高10.2m最大円周14.3mです。

表面には複数の加工痕が見られますが、いずれも風化・摩耗が顕著であり、本来の加工の全容は不明です。側面には大きな亀裂が1つあり、内部からは常に光源不明の光が漏れ出ています。

SCP-2050-JPに近づくと内部から20〜30代ほどの女性の声が聞こえます。

女性はかなり古い日本語を話しますが、会話は可能です。

財団職員が会話したところ彼女は昔の行いを反省してSCP-2050-JP内部に籠っているようです。

ずっとこもってても生きてられるのはさすがSCPだね!!
食料とかどうしてるんだろ。

そして、彼女は職員に外の明かりを弱めること、外で宴などを開いてももう興味本位で外に出ることはないことを伝えました。

しかし、職員が訪れた時は昼間で明かりなど付けていませんでした。

んん?なんかどこかで聞いたことある話な気がする・・・

これを疑問に思い、職員が太陽の光しかないことを伝えると彼女は外はずっと夜で太陽はそこにいないと動揺していました。

そして、あれは誰なのですか?と発言して以降職員からの呼びかけに一切応じなくなりました。

日本のあの神様!?岩の中に閉じこもる太陽!!彼女が岩の中に閉じこもってるのなら現在私たちを照らしている太陽は一体・・・

著者 [Mistertako] 原作記事 http://scp-jp.wikidot.com/scp-2050-jp

SCP-093-JP 生還可能な廃トンネル

オブジェクトクラス:Euclid

TaylorSmithによるPixabayからの画像

SCP-093-JP内は幅3.0m・高さ4.2mであり、壁や床は標準的なコンクリートから構成されています。

SCP-093-JP内は常時湿度が94%前後に保たれており、奥から風速1m前後の緩やかな風が吹いています。

SCP-093-JPの特異性は、被験者が対象の奥へ直進し続けた際に現れます。

被験者が対象の奥へ直進し続けると、被験者と同じ外見や特徴を持つヒト型実体(以下SCP-093-JP-1)が出現し、対象はSCP-093-JPの出入口へ向かって移動し始めます。

この時、被験者は例外無くそのまま消息不明になります。

ええ!?本人とは違う人が入れ替わるの!?

被験者がSCP-093-JP外部の人物と何かしらの手段で通信を行っていた場合、その通信はSCP-093-JP-1に引き継がれます。

この現象が発生する地点及び瞬間は未だ特定できていません。

SCP-093-JP-1の身体では、新陳代謝が通常起こらない細胞が全てほぼ同じ時期に生成されています。

この為、SCP-093-JP-1は被験者の変質体ではなく、被験者を模倣する異なる存在であると断定されています。

SCP-093-JP-1は被験者と外見や特徴が酷似するヒト型生物あるいは物体です。

SCP-093-JP-1は被験者の性格・記憶・意識的行動の傾向や、被験者が所持或いは装着していた物品等を引き継ぎますが、記憶や性格については細かい箇所で違いが見られる場合があります。

SCP-093-JP-1が誰か他の人物にその相違を指摘された場合、対象はその人物に対して言い包めを試みたり、話題を流す等して、それを誤魔化そうとします。

しかし、それでも執拗にSCP-093-JP-1に対して追求が続けられた場合、対象は徐々に理性を欠き始め、最終的に活性化します。

活性化したSCP-093-JP-1は著しく知能が低下し、非常に凶暴かつ敵対的になります。

活性化したSCP-093-JP-1は目や鼻、耳などから粘性を持つ赤紫色の液体を噴出します。

この粘液は未知の分子と酸素化ヘモグロビンから構成される混合物であり、有機物に対して非常に高い腐食性を持ちます。

しかし、SCP-093-JP-1自身もこの粘液に対する耐性を持たない為、活性化から約30分程で完全に活動は停止し、粘液の噴出も止まります。

自分で出してるのに耐性ないの!?バレたら死ぬ覚悟で攻撃してくるのか・・・

これまでSCP-093-JP内部に調査に行った職員をDNA調査したところ全職員がSCP-093-JP-1と入れ替わってることがわかりました。

姿形は同じだけど別人!?そのトンネルに入ると帰ってこれない!?未知の生物が代わりに出てきます。本人たちはどこに行ってしまったのでしょうか…

著者 [Porsche466] 原作記事 http://scp-jp.wikidot.com/scp-093-jp

SCP-268-JP 終わらない英雄譚

オブジェクトクラス:Euclid

PexelsによるPixabayからの画像

SCP-268-JPはタイトルと思しき一文が刻印された黒の革表紙と計測不能な枚数のページで構成される書籍群です。

SCP-268-JPは日本国内において危険を伴う救命活動を行ったことで死亡した人物によって、命を救われた過去を持つ人物の前に無作為に出現します(以下、救命された人物をSCP-268-JP-A、救命を行った死亡者をSCP-268-JP-Bと表記)。

出現時点のSCP-268-JPには『SCP-268-JP-Aを救った、SCP-268-JP-の英雄譚』というタイトルが刻印されており、内部は初めの数ページに序章と題されSCP-268-JP-AがSCP-268-JP-Bに救命された経緯が簡潔に記されている以外は白紙となっています。

SCP-268-JPが出現するタイミングは救命の経験から数ヶ月から数十年までと規則性がなく、SCP-268-JP-Aの条件を満たす人物の膨大さも併せてその特異性の出現を事前に予測・防止することは困難です。

出現したSCP-268-JPにSCP-268-JP-Aが接触した場合、SCP-268-JP-Aはただちにその場から消失します。

消失している間、SCP-268-JP-Aがどこに存在しているのかは判明していません。以降SCP-268-JPには24時間経過するごとに1つずつ新たな章が瞬時に追加されます。

その際SCP-268-JPが一定以上の損傷や汚染を受けていた場合、新品の状態に回復するという特性を示すためにオブジェクトの破壊や焼却は無意味です。

追加された章に綴られている内容は全てSCP-268-JP-Aが危機的状況に晒された状態で始まり、それを前にしたSCP-268-JP-Bが命懸けの救命を行うかの選択を迫られます。

この際登場するSCP-268-JP-Aは消失時点の姿と記憶を有し、SCP-268-JP-Bは死亡時点の姿と記憶を健常な状態で有しているように読み取れます。

SCP-268-JP-Bが行動を起こした場合、状況に関わらず救命は成功しSCP-268-JP-Aは生存しますが、一方でSCP-268-JP-Bは例外なく死亡します。

章はSCP-268-JP-Bとその行為に対する賞賛で締めくくられ、次章では前章と異なる危機的状況が展開しSCP-268-JP-Bは再び選択を迫られる、というサイクルが繰り返されます。

なお文中の言動からSCP-268-JP-Bのみ以前の章の記憶をすべて持ち越していると考えられています。

絶対に助けたら死亡するの!?しかも記憶を持ったまま死に続けるなんて・・・

また作中には警官、医師、観衆といった人物も登場しますが、それらは一定の言動を繰り返すことしかせず両名が対話を試みるも失敗する描写が散見されます。

消失から不定の期間をおいて、SCP-268-JPの傍らには様々な要因によって死亡しているSCP-268-JP-Aが出現します。

その際SCP-268-JPに追加された章は最終章と題され、SCP-268-JP-Bが救命を諦めたことでSCP-268-JP-Aが出現し、死体と同様の要因で死亡する様子と、それを見届けたSCP-268-JP-Bが『霧のように消滅する』様子が記述され完結しています。

また表紙のタイトルはSCP-268-JP-Bを侮蔑する一文へ改題されており、これ以降該当のSCP-268-JPはあらゆる特異性を喪失します。

救いがないなぁ、このSCP悪質すぎるでしょ・・・

現在このシリーズは忌避すべき問題作として世間に認知されており、これによりSCP-268-JPによる被害発生件数を約15%減少させることに成功しています。

SCP-268-JP一部抜粋

SCP-268-JP-17:SCP-268-JP-A:26歳女性。消失の2年前に肝癌の治療のためSCP-268-JP-Bから肝移植を受け救命される。
SCP-268-JP-B:享年32歳。SCP-268-JP-Aの実の兄。肝移植の手術のあと、合併症により死亡。
表題:病魔に苦しむ妹を救った、心優しき兄の英雄譚 
改題後:たった1人の肉親を見殺しにしたクズ野郎の物語。 
内容:全96章。最終章でSCP-268-JP-Aは大型車両に撥ねられ内臓破裂で死亡。

SCP-268-JP-42:SCP-268-JP-A:11歳男性。SCP-268-JP-Bの実子。 
SCP-268-JP-B:享年29歳。SCP-268-JP-Aの出産時、胎盤剥離により母体か胎児かの選択を迫られるも出産を決断し死亡する。SCP-268-JP-Aが自身の息子だと認識しているように読み取れる。 
表題:まだ見ぬ我が子の命を救った、愛深き母親の英雄譚 
改題後:無情なアバズレの息子として生まれたがために泣き叫びながら燃え尽きた少年の悲劇
内容:全127章。最終章でSCP-268-JP-Aは炎上する家屋に閉じ込められ焼死する。

SCP-268-JP-106:SCP-268-JP-A: 8歳女性。消失の6年前に現在SCP-???-JPに指定されているオブジェクトに遭遇したことで???となるが、オブジェクトの無力化に伴いその影響から脱した。
SCP-268-JP-B:享年2?歳。エージェント・佐久間。20??年、SCP-???-JPの回収任務中に殉職。しかしその直前、彼の機転により一時的な無力化に成功しオブジェクトは収容された。なおエージェント・佐久間はSCP-268-JP-Aの条件を満たすとしてSCP-268-JPに関する知識を有していた。
表題:無辜の幼き少女を救った、忠勇なる財団エージェントの英雄譚
改題後:N/A
内容:現在3610 days章。
追記:第???章以降、エージェント・佐久間が何かを叫ぶ様子が毎回記述されているが、その発言内容はすべて検閲されている。

本の中に閉じ込められる!?英雄にならなければいけないSCP!!唯一抜け出せる方法が見捨てるしかない・・・ですがエージェント佐久間は今もなお少女を救い続けている

著者 [home-watch] 原作記事 http://scp-jp.wikidot.com/scp-268-jp

終わり

lillolillolilloによるPixabayからの画像

今回は日本に存在する超危険なSCPを3体紹介しました!!どのSCPも人類を脅かす脅威を持っています!!今も日本のどこかで犠牲者が出ているのかも?原作記事が気になったらぜひ読んでみてください!!

この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。

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