精神がおかしくなる!?人間の心を壊す関わってはいけないSCP3選!!

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不思議で怖くておもしろい!!そんなSCPを紹介したいと思います!!

今回は精神に異常をきたす恐ろしいSCPを3体紹介しようと思います!!

精神が崩壊するSCPの関連記事はこちら!

LaniusによるPixabayからの画像

SCPとは

SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。

SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。

Safe(セーフ)
 注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!

Euclid(ユークリッド)
 よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?

Keter(ケテル)
 収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!

主にこの3種類に分類されてます。

SCP-5998 男、昇天

オブジェクトクラス:Euclid

Public CoによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:仮設前哨基地-5998はSCP-5998の周辺に建設され、以前から宗教的信仰を表明しておらず、強く無神論を唱えていた人物のみが配属されます。SCP-5998に何らかの状態の変化が観察された場合、直ちに戦術神学部門に報告しなくてはなりません。

私は試してきた。実行してきた。今までよりより良くするため私は試してきた。

説明:SCP-5998は北極点からおおよそグリーンランドの方向に26km南の地点に存在する、跪いた状態で凍結した干からびた死体です。発見時に厚い毛布で覆われていたその死体は人間に似ていますが、いくつかの身体的な異常が見受けられます(各手に6本の指、3つの目、背中に存在する骨の突起)。SCP-5998は発見されて以来腐敗していません。

この世界における古来からの真の恐怖や歪みは根本から壊された。

死体への干渉はタイプI神的実体(座天使)の形成をもたらします。実体はわずか数分で消散するように見受けられますが、視界内の職員に対して敵対的です。実体はSCP-5998を遠ざけようと試みますが、消散するまでにそれを実行することはできません。

私は心と魂を純粋に保つための戒めを授けた。

え?干渉って近づいたり触れたりってことかな?
しかも天使現れるの!?座天使ってかなり上位な天使だと思うけど・・・

その区域に接近しようとする信心深い人物は吐き気、嘔吐などに加え罪悪感、悲しみ、怒りなどの激しい感情にさらされます。

だが貴方達はそれに逆らった。貴方達には束縛より自由のほうが魅力的だったのだろう。例えそれが破滅につながったとしても。

SCP-5998付近に強制的に移送された信心深い職員はそこから移動するまで発作を起こし、支離滅裂な発言や行動をし続けます。現在非宗教関係者であるが、過去にそうであった人々は、たいていの場合宗教に再び目覚め、信仰への復帰を表明します。

私には貴方達の傷ついた目や美しい目が見た景色を見ることができなかった。

つまり1度でも何か信仰してたらこの影響に晒されちゃうのね。

SCP-5998-1は死体の正面に積み重なった、石で構成される墓標です。墓石には名前と日付が無く、代わりに次の英語の文が存在します。

私はそれらを無視し、反抗するものに対する罰を言い渡した。

The chains have broken and the fires have been doused.
(鎖は壊れ、火は消された)

今なら貴方達の景色を見ることができる。人類は自らの未来を選択していく。

発見:SCP-5998が財団によって回収された経緯として、1961年に宗教による様々な収容手順の有効性の低下が戦術神学部門の計算により明らかになりました。研究者はイスカリオットイベント(宗教的に重要な人物の死亡または活動の停止)が発生したと結論付け、アキヴァ放射レベルの世界的な監視を開始しました。

雪は冷たい。いつも通りだ。

1963年、北極周辺の一貫して高いレベルのアキヴァ放射が財団の疑念を抱きました。その後、その地域の集中した調査が行われ、SCP-5998の発見に至りました。

美しい

以下はイスカリオット-5998イベントの影響を受けたと暫定的に提言されたものです。

  • カナダのケベック州にて静かなる革命が起こる。
  • 中国共産党での無神論の促進(文化大革命の結果として起きた)。
  • ニーチェの作品への関心の再興と1960年代の「神の死」の哲学的運動。
  • ボストーク1号の打ち上げ。

急激に信仰が失われてったってこと?何が起きてるんだ?

補遺:1989年、40代前半の白人男性の遺体がSCP-5998から約50m離れた雪の中に埋もれていたのが発見されました。彼のポケットからの身分証明書により、彼はバチカンが運営する世界オカルト連合の組織であるGOI-182( “la Spada di Cristo“)のメンバーであることが確認されました。

私は暗闇で死に、あなたたちは光の中で生きていく。私はやり遂げたんだ。

また、墜落したPiasecki H-21 Shawneeヘリコプターの残骸も同様にSCP-5998から少し離れたところに埋もれていたのが発見されました。墜落現場の分析によると、燃料タンクが爆発した後にパイロットが航空機の制御を失った可能性が高いと結論付けられました。しかし、爆発の原因は特定できませんでした。

多くの物品が様々な損傷状態で回収されました。

  • 内部に手紙が入っている、封蝋が施された封筒。濡れており判読不能。
  • 鎖が付いた金の十字架。墜落による熱によって歪んでいる。
  • イタリア語の1959年手帳。インクの汚れが1月の広範囲に存在し、25日で止まっている。
  • インクによって汚れた地図の残骸。

書類も残骸から回収され、翻訳されたものを以下から読むことができます。

これを見つける人よ、私が何をしたかを知ってくれ。私は耐えがたい気持ちでこれをやった。

私は一人の孤児として育った。私は母を知らない。父は第一次世界大戦でイタリアに徴兵され、二度と帰ってこなかった。私はいつも人混みがある道を家と呼ぶ多くの人の一員であった。

もし私があの兵士のポケットから盗む運が無かったら、私はきっと店主から食べ物を盗んだり、地元のマフィアのギャングと衝突したりして死んでいただろう。当時こそそのような言い方は知らなかったが、キリストの剣から盗んだことは私の人生において最良の判断だったろう。

私は人生で初めて兄弟、家そして信仰を手に入れた。主は私が知っていた中で最高の贈り物を道を誤る若者にくれた。彼は私が必要だと知らなかったすべてを私に与えて、見返りに何も求めなかった。

そして、私はこの無条件の親切の見返りに何をやった?主と私が今までに信じてきたすべてを裏切った。主は私を彼の腕に迎え入れ、私は主の背中に短剣を置いた。

教皇はこの行いを私が強く望んではないだろうと言った。私は兄弟の間で聖フィリポ、人間の進歩の守護者として崇拝されると言う。しかし、列聖でさえ私の手から血液を洗い流すことはできない。

主がまもなく忘れ去られるのと同じように、私のことも忘れ去ってくれ。

すまなかった

近づくだけでおかしくなる!?信仰する者をおかしくさせるSCP!!

推測になりますが考察していきましょう。
で書かれた文はおそらく SCP-5998 自身の言葉。
そして彼は元神、体の部位が多いのは人より高位の存在のものによくある特徴です。
人が干渉する時に座天使が現れるのは、人が神に近づくのを避けたいからなのでは?

神は今まで人類を縛りながらも正しい道に進むように導いていた。
しかし人類は神から逃れ、神を信じないようになっていた

「わたしが来たのは、地上にを投ずるためである。そのがすでに燃えていたらと、どんなに願っていることか」(ルカによる福音書12 49)。

このとは神イエスがもたらした愛の火、地上に愛の火を放つことで怠惰、無気力、無関心などの態度を捨てるように促し、人類を救済する。

墓標に書かれていた言葉鎖は壊れ、火は消される)。
人類は神の鎖を壊し、神の愛の火は消える」と解釈しました。

そして最後の書類。神の力が弱まりつつある、宗教界の混乱の中、彼は信仰を殺してしまった。彼の行動によってSCP-5998(神)は否定された

その結果、神は堕天し、人に堕ちた。
信仰する神が堕ち、神による縛りも消え人々は信仰の自由を手に入れた。
宗教も現代化していった。

信仰を捨てた者が神に近づこうものならタダでは済まない・・・

拙い考察ですがこれが私の考察です!これと言った答えは無いSCPなのかな?と思いますし、読者の信じる人、者、神によってまた見方が変わるのかなと思います!

著者[Cerastes] 原作記事 SCP-5998 – SCP財団 (wikidot.com)

SCP-4560 万事順調

オブジェクトクラスKeter

Enrique MeseguerによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:現在、既知のSCP-4560媒介物3種類が、参照および今後の研究のためにサイト-64、サイト-81、サイト-77で個別の異常文書容器に収容されています。財団工作員によって発見された追加の媒介物は記録され、その場で速やかに焼却処分されます。SCP-4560媒介物を取り扱う全ての職員は標準的な視覚・聴覚ミーム予防措置を遵守する必要があります。

SCP-4560感染が疑われる民間人は、最短でも中期症状が現れるはずの3ヶ月後までは財団工作員によって拘留されます。感染検査の結果が陰性だった人物は、クラスB記憶処理を施して一般社会に解放します。検査結果が陽性だった人物は、後期感染と更なるSCP-4560媒介物の作成を防ぐために終了されるべきです。

説明:SCP-4560は、自らを男性であると見做す15~45歳の人物に見られるミーム感染であり、彼らが筆記・口頭・身体的手段を通して他者に人生のネガティブな側面を公然と表明するのを妨げます。感染の初期段階では、症状は人生における好ましくない出来事や感情を軽視することに限られています。この段階の感染者は多くの場合、自らの状況を、彼らがより不幸であると考える状況と比較し、問題の出来事から目を逸らそうとします

人から人にミーム汚染するの!?焼却処分って・・・

SCP-4560感染が進行すると、感染者は最終的に、如何なる形式であっても、公の場でネガティブな出来事を認知する能力を喪失します。感染者はそのような事が自身に起きていることを積極的に否定し、しばしばその時点までの成果やその他の成功体験に焦点を当てて話題を逸らそうとします。

この段階の感染者はまだ軽度のネガティブな感情を示す能力を維持していますが、感染が進むにつれてこの能力も退化し続け、ネガティブな感情は外的なポジティブ表現へと置き換えられていきます。

SCP-4560が後期感染に入ると、感染者は自身に起きているネガティブな出来事・感情の公的な認知が完全に不可能になるだけでなく、他人の身に起きているネガティブな出来事さえも認識できなくなります。

あらゆる交流は過剰に楽観的な性質を有するようになります — これはそのような振舞いが不適切な状況であっても変わりません。更に、この感染段階の人物はSCP-4560の新しい媒介物を生成することが可能です。媒介物には以下が含まれます。

  • 激励の言葉を記したメモ。
  • “ありがとう”Eメール。
  • ボイスメールに残したメッセージ。

15~45歳の未感染の男性が、適切な視覚的・聴覚的ミーム保護無しでSCP-4560媒介物を聴く/見ると、感染のホストになります。この時点でSCP-4560媒介物は効力を失います。どれだけの感染者が未収容のまま一般社会に存在するかは現在不明です。

え!?そんなのそこらじゅうで言われてる言葉でしょ!?ミーム汚染の可能性あんの!?

秘密裏に観察されたSCP-4560感染者は、自身に対してネガティブな感情を表す能力を保持しているように思われるものの、それらの感情を文書や声による手段で記録できません。

この理由から、SCP-4560感染者は依然としてネガティブな感情や思考のキャパシティを維持しており、単純にそれらを表明できないだけだと考えられます。現在まで感染者を治療する全ての試みは失敗に終わっていますが、記憶処理薬の投与は感染の進行を遅らせることが注目されています。

発見:SCP-4560は2005年6月、オレゴン州ポートランドで発生したアウトブレイクに続いて財団工作員に発見されました。機動部隊ベータ-7(“マズ帽子店”)、ガンマ-5(“燻製ニシンの虚偽”)、パイ-1(“シティ・スリッカーズ”)の協調努力によって、全ての感染者が収容され、想定される患者第1号はロバート・ヘイルという人物だと特定されました。

ロバート・ヘイルは2005年6月28日、首吊り自殺した死体となってアパートで発見されました。家族や友人へのインタビューで、ヘイルは一連の学業的失敗や財政難の後、1月に大学院を中退していたことが判明しています。ヘイルの遺書はSCP-4560媒介物と特定されました。当該文書の非異常性コピーが以下に収録されています。

ヘイルの遺書:

万事順調です

人をネガティブにさせるSCP!?ロバート・ヘイルは家族や友人たちから励ましのメモメールボイスメッセージをたくさんもらってたのではないかな?それが逆に彼を苦しめているとは思わず・・・

著者【Jacob Conwell】 原作記事 SCP-4560 – SCP財団 (wikidot.com)

SCP-444-JP ■■■■■■[アクセス不許可]

オブジェクトクラス:■■■■■

bess.hamiti@gmail.comによるPixabayからの画像

警告:プロトコル”焚書”発動下に無い状況で本ページにアクセスすることは禁じられています

“焚書”発動下にない状況でのアクセスは、即時の自動抹殺プログラムの発動に繋がります。確認が完了する前に速やかに退出してください。プロトコル”焚書”発動下でSCP-444-JPの大規模な事象に対応する職員はそのまま待機してください。

オブジェクトクラスが見れないの不穏すぎん?
しかもページ見ること自体警告されててヤバそうなんだけど・・・

アクセス開始…………………
 
 
 
セキュリティが解除されました…
444-out break状況の発動を確認…
プロトコル"焚書"の発動を確認…
緊急開示用データベースにアクセス…完了
SCP-444-JP情報を表示します Thank you See you
オブジェクトクラス:■■■■■けてるけてるけてるけてるけてるけてるけてるけてる
特別収容プロトコル: SCP-444-JPを描写するあらゆる媒体に於いて、SCP-444-JPを削除または改竄することでSCP-444-JPが読み上げられることを阻止してください。

SCP-444-JPを読み上げたことのあるどの人物に対してもBクラス記憶処理による処置を施してください。またSCP-444-JPに関連する研究員には専用の守秘義務が定められ、SCP-444-JPの部署へ異動する際には必ずBクラス記憶処理を受けてください。

SCP-444-JPが漏洩し広範囲に蔓延するリスクを避けるため、SCP-444-JPの情報はサイト-8141内のみで扱われます。

もうこの時点でヤバそうなんだけど・・・
本記事だと紙の報告書の画像だけど何か意味があるのかな・・・?

説明 : SCP-444-JPは特定の幻覚または擬似体験を発生させる文章形式の言葉です。その言葉を実際の発生によって読み上げた際、読み上げた人物は必ず一つの幻覚世界に囚われ、その世界内でループするイベントを疑似体験します。以下は被験者が曝された幻覚世界と疑似体験内容を簡潔に述べたものです。

1.非賢者は幻覚世界の中に立っている。その世界は360°地平線まで続く何もかもが赤い原野と「夕焼けより赤い」と表現される空で構成されています。土や草木の感触、風を感じるほどリアルであり、現実で被験者に起こったことは幻覚世界には影響しません。
2.被験者の意識が幻覚世界に入ってから4〜7分で被験者は自分の体が鳥のように空を飛べるものだと気づく。被験者は自らが飛翔できると確信しているがその根拠は説明できない。
3.被験者は飛翔の欲求が高まり、幻覚世界の空を飛ぶ。この時、現実での肉体は非常時より鎮静状態は入る。
4.飛翔から2〜3分後、前方から巨大な赤い鳥が迫ってくると証言し、その鳥に恐怖を抱く。現実では被験者の生理的活動が活発化する。
5.死に対する強い恐怖と現実的な肉体の苦痛を訴えながら現実世界の被験者は巨大な赤い鳥に捕食される。現実では被験者の肉体的反応がピークに達し周辺へ無差別な攻撃を行う。
6.幻覚世界の被験者が死亡。一切の反応が停止し、3分間の昏倒状態に似た状態になる。
7.1に戻る、その際、ごく断片的な記憶以外リセットされている。

ずっと巨大なに捕食されるのか・・・まだ記憶が無くなるのが救いか。
食われ続けるなんて耐えられない・・・

SCP-444-JPを被験者の現実の肉体が筆記することで幻覚から脱することができます。SCP-444-JPを筆記する場合のみ、幻覚世界かの被験者の行動が現実の肉体を制御することが可能です。ですが被験者がその行動に思い当たるまでに数週間単位の時間が必要です。被験者は繰り返されるループの中で断片的な記憶を頼りにSCP-444-JPを筆記することで死の恐怖と苦痛から脱却できると直感します。

現実世界から脱却した被験者は幻覚世界での全てのループの詳細を記憶しています。しかしそのせいで精神疾患を発症し証言不能となることが多発。現在これ以上の探査は見送られています。

赤し毛柳毛 緋色の鳥よ 実食み寝食み 毛を伸ばせ

全部思い出すのかよ・・・
絶対おかしくなるって

補遺1: SCP-444-JPは??県?????町にある、日本生類創研の拠点の一つと思われる施設を抑圧した際に、破れた紙片の一つに殴り書きされていた文章として発見されました。
 突入時既に施設は廃墟となっており、その状態から、財団によって位置が捕捉された時にはすでに遺棄されていた施設と思われる。
 異常な性質の最初の発現は、筆記されたSCP-444-JPを発見した機動部隊が、何気なくその文章を読み上げたことによって明らかになった。同機動部隊は直ちに隔離されましたが、自力で幻覚世界から脱した後、Bクラス記憶処理を受けて業務に復帰しました。

施設のほとんどは破壊されていましたが、残存したデータは回収され、一部修復に成功しています。それによるとSCP-444-JPは日本生類創研によって想像されたものではなく、日本生類創研によって断片的な単語の羅列が発見され、その性質を利用した別オブジェクトの創造のために文章形式へと改変/改良されたものであることが判明しました。
施設が遺棄された理由は不明。

あいつらの企みがうまく行ってるうちはよかった。
だがあいつらは失敗した。しっぱいしたんだ。

補遺2: ????年??月??日、SCP-444-JPを発見した機動隊員が業務中突如「緋色の鳥よ 未だ発たぬ」と8度に渡って呟きながら連続して発砲しました。この発砲事件により4名が死亡し2名が重傷を負いました。
 同機動部隊はSCP-444-JPの影響より脱して5ヶ月間、問題なく業務を遂行しており、事件発生までは定期的に行われる精神鑑定に於いても異常は認められませんでした。

拘束後尋問を行ったところ、著しい知性の退行と、重度の強迫性障害の傾向が認められました。同時に、処理されたはずの記憶が完全に復元されていることが確認されました。これらの徴候が事前に見られず、知性の退行と強迫性障害は、突如復元された記憶によって急速に進行したものだと思われます。現在、事件とSCP-444-JPの関連が調査されています。

え?記憶処理はちゃんとできて5ヶ月大丈夫だったのに!?

なんでそんなことに・・・

補遺3: 暴動が起きた、俺たちは実験をやりすぎた。奴は肥え、拡大しSCP-444-JPをただ知っているだけだった連中も支配した。■■■は人を食う。人の心を食う。言葉や文字、声は奴にとって狩り■■■■■エサを乗せる食器だったんだ。何も知らずにオレ■■■■■■やりすぎた。奴は成長し、拡大し、オレたちの血に混■■■■■んだ。オレたち全員の血にだ。全員貪られた。■■■■■57回も記憶処理装置に頭をぶち込んでなんとか生きてる■■■■■奴は忘れることをゆるさない。もうみんな死んだ。サイト8141は封鎖した。奴をこれ以上成長させないためにオレも死ぬ。知るな。それだけでもう奴に狙われる。餌をやるな。奴をあの原野に閉じ込め続けろ
餌をやるな
知るな
閉じ込めろ

あ、これもう手遅れなやつだ、この鳥は原野に閉じ込められてたのに成長させてしまったのか。
手をつけられないほどに。

SCP-444-JP被験者、元被験者、それらの手によって殺害された者、これら人物の血液が付着した紙媒体は全て、上記の報告書を含めSCP-444-JP-1へと分類されています。
全てのSCP-444-JP-1はサイト-8141を放棄せざるを得ない事例の発生後、セクター8137の地下130mにある特別収容カプセル内に格納されました。これらの移送、収容に関わったあらゆる人員に対してSCP-444-JPの情報は伏せられ、本ページへのアクセスはクリアランスレベル5の職員であっても制限されることとなりました。
情報の機密性の優先、そして分類自体の無意味さからオブジェクトクラスは割り当てられていません。これがSafeであろうがEuclidであろうがKeterであろうが、私達が為すべきことは何一つ変わりません。

サイト-8141のナンバーは他の施設へと引き継がれ、上記の事象は財団職員に対する大規模な記憶処理も含めて徹底的に隠蔽されました。更にSCP-444-JPに関するあらゆる情報は完全に破壊されています。私が、それを実行するただ一人の職員でした。
これを書いている時、SCP-444-JPを知るのはこの世界でただ一人であり、間も無くただの零人となるでしょう。

そうして、SCP-444-JPに関するものは、本ページと緊急対処プロトコル"焚書"の、心を持たない二つのシステムだけとなるのです。
それで間に合った、と私は思いたい。
しかしこの記録が閲覧されているということは、既に全てが手遅れなのでしょう。

私達はSCP-444-JPが最終的に引き起こす事象を把握することが出来ませんでした。
だからあなた達がどのように追い詰められているのか、それに対して有効な方法を示せないかもしれません。
ただ、一つ絶対的に確かなことがあります。それは奴が認識の鳥であるということです。
奴は既に完全に活性化したか実体化したのでしょう。私達は、あなた達は、手遅れなのでしょう。上記の事象で既に奴は十分に拡大してしまっていた、ということなのでしょう。
しかし、手遅れならば手遅れなりに打つ手はあるはずです。
少なくとも、あなたは奴がまだ小さかった頃の原本の写しを手に入れたのですから。

もう二度と、失敗を繰り返さないでください。SCP-444-JPに関しては、誰もが失敗してきました。

──[削除済]

認識するだけで打つ手なし!?成長しつづけるSCP!

財団は失敗し、知ってはいけないことを知りすぎた・・・

そして情報を隠蔽しようと奮闘した最後の職員の努力虚しくSCP-444-JPの情報は流出している
これは誰かがこの記事を改変したということ。

SCP-444-JPに操られた者か、悪用している者、それともSCP-444-JP自身か・・・

今でも成長を続けるSCP-444-JPは果たしてあの原野から出て現実世界に現れるのでしょうか?

あれ・・・?赤い・・・どこまでも赤い・・・原野・・・?

著者 [locker] 原作記事 SCP-444-JP – SCP財団 (wikidot.com)

終わり

G PoulsenによるPixabayからの画像

今回は人類の心を破壊するSCPを3体紹介しました!!

どのSCPも太刀打ちできない凶悪で危険極まりないものです。

人の心は簡単に壊れてしまう、ですがこんな形で崩壊したくはありません。

原作記事が気になったらぜひ読んでみてください!!

この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。

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