今では常識!?SCPによって現実が改変され変わってしまった事象3選!!

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不思議で怖くておもしろい!!そんなSCPを紹介したいと思います!!

今回は今となっては常識ですが、昔はそうではなかった…SCPによって現実が書き換えられた事象を3つ紹介しようと思います!!

Hebi B.によるPixabayからの画像

SCPとは

SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。

SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。

Safe(セーフ)
 注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!

Euclid(ユークリッド)
 よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?

Keter(ケテル)
 収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!

主にこの3種類に分類されてます。

SCP-4144 1日で最も重要な食事

オブジェクトクラスKeter

PexelsによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:公的組織や政府機関によるニューラルネットワークの開発は、SCP-4144の検出を防ぐために監視され、必要に応じて改竄されます。

財団の制御下に無い機関による記憶補強化合物の開発は、機動部隊イプシロン-7(“勿忘草”)が標準的な任務の一環として、必要とされるあらゆる手段を以て阻止します。

説明:SCP-4144は朝食という概念です。SCP-4144の異常性は多種多様ですが、専ら関与した全ての人間の記憶と経験を改変する形式で発現し、起床してから現地時間の正午までの間に食事をしたと思い込ませます。

この効果は、SCP-4144を食べているとされる人々の画像・動画への知覚や、具体的にSCP-4144のための食品を調理・購入していると考えている人々の記憶にも及んでおり、これらの活動が実際に起こっていると信じさせます。

ええ!?いつも食べてる朝食がSCPなの!?

何世紀にもわたる歴史的・文化的な証拠にも拘らず、近年の研究は、人類史上の誰一人として“朝食”と表現し得る食事をした経験が無いことを示唆しています。

SCP-4144を観念化すると、その人物は食べようとしていた食事と共に現在地から自然消失し、表面的な外見が似ている押出法ポリスチレンフォーム製のマネキンと一時的に置き換えられます。

これらのマネキンはSCP-4144-1に指定されます。観察者はSCP-4144-1実例を置換された人物として知覚します。

食べる予定だった食品の消費に典型的な時間が経過した後、マネキンは消失し、本来の人物が適切に配置された食事の残りと共にその場に再出現します。

待って!私たちは朝食を食べていないの!?マネキンになってるの!?

SCP-4144-1実例は通常、転送された人物に予想されるあらゆる行動を実行します。

帰還した影響者はSCP-4144-1が取った全ての行動を、あたかも自分自身が行ったかのように記憶しています。

ある種の記憶転送が両者の間で起きているのか、影響者がSCP-4144-1実例を遠隔制御しているのかは不明です。

この期間中の影響者の所在地は現在まだ分かっていません。

SCP-4144は画像識別訓練を受けたニューラルネットワークの不一致が注目された時に発見されました。

“朝食を食べる人”やその他類似のタグを付けられた画像は、調査を促すのに十分なほどの頻度でニューラルネットワークの判断と一致しませんでした。

記憶補強薬の影響を受けた人物が、実験用の写真に自分の特徴を帯びたSCP-4144-1実例を知覚できた時点で、何らかの異常現象が起きていると断定されました。

財団はSCP-4144の実験を何度か行ったがどれもうまくいかず、入れ替わったマネキンが記憶補強薬を使用した人物を攻撃する記録が残っています。

私たちは朝食を食べているときに入れ替わってる!?普段私たちが朝食を食べていると感じているのは全く違うマネキンの記憶だった・・・?

著者 [Mortos] 原作記事 http://www.scp-wiki.net/scp-4144

SCP-3936 職務に忠実であれ

オブジェクトクラス:Thaumiel

Greg ReeseによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:SCP-3936に駐留する職員は、毎月1日に生存を報告する信号を送信します。

遡及改変の恐れ有りとみなされたすべての情報のバックアップがSCP-3936に保管されます。

SCP-3936のシステムに必要な修理は、現場の技術者チームが行います。

SCP-3936外部の全ての公的活動は、駐留職員によって記録されます。

説明:SCP-3936はスクラントン・ボックスに利用される技術を応用して構築された財団施設 除外サイト-01であり、主に機密文書を保管し、異常による遡及改変から保護するために使用されます。

この技術の応用により、SCP-3936は潜在的CK-クラス:世界再構築シナリオの影響から効果的に免れることのできる財団サイトとなります。

SCP-3936は最大100人の職員を収容することが可能です。

財団にそんな施設があるんだ!!最悪そのシェルターみたいなところに逃げ込めば100人は人類が助かるんだね!!

SCP-3936内に設置された機器を利用することで、配属職員は情報メディアの動向や政府の通信を傍受しつつ、外界の出来事を監視することができます。

これらの情報は遡及的改変の重大危機に曝されていると財団が判断した情報と共にSCP-3936のデジタルアーカイブ内にバックアップされます。

SCP-3936は現在稼働していません。

補遺 3936-1:01/12/18/04、SCP-3936からの月例報告通信が確認されませんでした。

機動任務部隊 Qeztel-12 (“こちらをご覧ください!”)が調査のため派遣されました。

到着したMTF Qeztel-12は施設内に一切の財団職員が存在していないことを報告しました。

また、SCP-3936に記録されていたはずのすべての情報も削除されていました。

特筆事項として、SCP-3936のカフェテリア内にシアン化物の摂取によって死亡したと思われる多数の非人間型の死体が存在していました。

これらの奇妙な死体の特徴を以下に示します:

  • 凡そ星型と言える全身構造
  • おそらく物体の操作に使用される2つの主要な体肢
  • 歩行に使用されると思われる2つの体肢
  • 胴体の様な構造の上に配置される制御ノード。2次及び3次の制御ノードは確認されていない。
  • 多くの既知の生物種が保有する3臓器循環系システムではなく、単一の器官による循環系システム。
  • 空洞の体内と、そこに存在する微小な筋肉。これによって全身を自由に制御していたことが示唆されている。
  • 味は通常の豚肉に似たものであるとされています。
  • 確認可能なメタレセプターの重大な欠如。
  • Korenvatius属の化石にのみ確認される構造の目

これらの死体の剖検及び調査が進行中です。

え?人類を守るシェルターにこの怪物たちが侵入してたの!?みんな死んでるみたいだけど・・・

更に調査を進めたところ、SCP-3936内のアーカイブにはEzekiel T. Jones博士と名乗る人物のメッセージのみが記録されていることが判明しました。

この名前を持つ人間が財団に勤務していたという記録は存在しません。メッセージを以下に示します.

我々は我々自身の封じ込めを行います。ありがとう。貴方たちがこれを知る必要はないでしょう。

SCP-3936に駐留していた職員の所在は不明です。

人類の見た目は変化した!?SCP-3936内は現実改変などを受けない空間… つまりSCP-3936内にあった死体は現実改変を受けてない本来の人間の姿の財団職員…?

著者 [Tanhony] 原作記事 http://www.scp-wiki.net/scp-3936

SCP-8900-EX 青い、青い空

オブジェクトクラス:Keter

PublicDomainPicturesによるPixabayからの画像

特別収容プロトコル:その極端な封じ込めの難しさから、SCP-8900はKeterに分類されました。実際の所、現時点では封じ込めることはできないでしょう。

SCP-8900に感染した人や物品は直ちに隔離され、瞬間焼却により処分されます。

その結果生じた炎は感染の拡大を防ぐため、完全な暗闇の中で真空吸引により消火します。

財団職員がSCP-8900に感染した人や物品に接触することは、どのような状況であろうと許可されません。

補遺8900-1:完全な暗闇は生物におけるSCP-8900の症状拡散を防ぐことが発見されました。エージェント・ハーカーとミリアムは、この研究のため拘留され続けています。

説明:SCP-8900は接触によって拡散する、可視スペクトルに影響を与える複雑な知覚現象です。この現象は最近開発された技術を用いて撮影することができますが、この異常現象を撮影することは現象の迅速な拡散を招くと思われるため、推奨されません。

SCP-8900は現在未収容であり、理論的にも封じ込め不可能です。この現象は1800年代中期から後期に、特定の撮影技術の副産物として発生しましたが、その影響は写真乾板のみに限定され、拡散することはありませんでした。

注目すべきは、SCP-8900の症状が写真に現れたのは、写真技術の開発と考えられるという点です。

今日我々が知るSCP-8900が出現したのは、おそらく1935年前後であり、???株式会社の”インテグラルトライパック”?????技術の実験によってである可能性があります。

ある会社の技術が世界を巻き込むほどの現象を引き起こしちゃったのか・・・?

補遺8900-2:05-8の机から見つかった資料

諸君、我々は失敗した。SCP-8900の影響はあまりにも広く拡散し、ありふれたものになってしまった。

空の自然な青は下品で不自然な色合いに変わり、木々の緑は等しく汚された。

SCP-8900は全ての可視スペクトルに荒廃をもたらし、我々は覆い尽くされた。

正反対の影響を及ぼす「感染症」を作り出すという試みもまた失敗した。

我々は被験者に対して自然な色彩を復元させることに成功したが、この処置は被験者の口を利けなくしてしまうようだ。

その上、今しがた使者がオフィスに到着し、我々の試みが収容違反を起こしたことを伝えてくれた。

未来のエージェントはこれ自体をSCPオブジェクトとして扱わなくてはならないかもしれないな。

我々にはたった一つの選択肢が残されたのだ、諸君。私は財団の最終フェイルセーフ手段、アンニュイ・プロトコルを実行する。

適切な権限を持つ君達がこのメッセージを受領する頃には、財団は世界中の資源を動員し、保有する中で最も微細な効果を引き起こす記憶処理薬である化合物ENUI-5、その大量散布を終えていることだろう。

世界中のこのような恐怖を味わうべきでない男女が、立ち止まり、困惑し、自らの生活に戻るだろう、この現象が常に存在していたと確信し、何を失ったかを決して知らないまま。

ただ一つ、SCP-8900の影響を受けていない写真のみが真実を伝えていくことだろう。私は残念でならない、諸君。本当に残念だよ。

これはやり遂げられねばならない。

— O5-8.

確保、収容、保護。

今見えてる色は元々違う!?世界を今の色に変えたSCP!!昔のモノクロの写真は昔の正しき色の様子だったのか…?

著者 [tunedtoadeadchannel] 原作記事 http://www.scp-wiki.net/scp-8900-ex

終わり

ELG21によるPixabayからの画像

今回は今では常識となっている事象を呼び起こしたSCPを3体紹介しました!!財団がこのSCP達を止めることが出来ず、今の世界になっているんですね!!原作記事が気になったらぜひ読んでみてください!!

この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。

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