まるで神隠し!?人を行方不明にする関わってはいけないSCP3選!!

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不思議で怖くて、おもしろい!!そんなSCPを紹介しようと思います。

今回は人を攫ってしまう恐ろしいSCPを3体紹介しようと思います。

janggagyeによるPixabayからの画像

SCPとは

SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。

SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。

Safe(セーフ)
 注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!

Euclid(ユークリッド)
 よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?

Keter(ケテル)
 収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!

主にこの3種類に分類されてます。

SCP-1094 迷子の遊び場

オブジェクトクラス:Safe

Manfred Antranias ZimmerによるPixabayからの画像

SCP-1094は遊び場であり、シーソー・メリーゴーラウンド・滑り台・ジャングルジム・ブランコなどの標準的な遊具が設置されています。

遊具は木材・プラスチック・鋼で構築されており、それ自体では異常性質を示しません。

SCP-1094には定期的に遊具を動かす1体以上の霊的実体が存在していると思われ、職員は勝手にブランコが動く・滑り台から音がするといった事象を報告しています。

これらの実体の性質およびSCP-1094への関連性は、完全には理解されていません。

SCP-1094の近くにいる人間は、その中で遊びたいという強い衝動に駆られます。

幽霊いる公園で遊んだら絶対やばいじゃん

この効果はSCP-1094の周囲約17mに円形に広がっていると思われ、心理的なものです。

この衝動は影響を受けた対象者の年齢に応じて強くなり、思春期前の子供が最も強く曝露影響を受けます。

思春期を過ぎた人物は衝動に対抗できるものの、直接SCP-1094と相互作用する別の人間を見たり聞いたりした場合、衝動の重症度は悪化します。

SCP-1094内で遊ぶことは対象者の幸福感を増大させ、かつての宿題や任務を無視して遊びを続けます。

遊具と接触を繰り返しかつ連続的にSCP-1094内にいる行為は、対象者の消失を引き起こす可能性があります。

実験を繰り返していくと対象者は、滑り台を使用した時や大型遊具のトンネルを抜けている時などの、視界から完全に見えなくなった時点で消失しました。

消失前の対象者が身に着けていた追跡装置は、消失時に利用していた遊具内で見つかりました。

とある日、サイト-94に配属された博士が行方不明になりました。

保安カメラ映像には、博士がオフィスで報告書の作成に取り組んでいる際、黄色の雨合羽を着た高齢男性らしき存在が入室していました。

絶対このおじさん人間じゃないでしょ!?

ドアが一度も開かれておらず、当時は雨が降っていませんでした。

博士は自分に向かって歩み寄る男性に気付かず、カメラはこの時点で突然停止します。

カメラは約7時間後に機能再開し、既に博士のオフィスは空でした。

博士が執筆中だった報告書は回収されましたが、そこにはたった一文しか記されていませんでした。

わたしがこどもたちのめんどうをみるよ。

誰かが連れ去っている!?関わると消えてしまうSCP!!関わるだけでこの男に連れていかれるのかもしれません!!この男は幽霊?それとも・・・

著者 [DrThorne] 原作記事 http://www.scp-wiki.net/scp-1094

SCP-1249-JP 人々

オブジェクトクラス:Nagi

Nagiクラスのアノマリーは何らかの理由で長期的にその異常性・危険性を失っています。収容プロトコルは継続され、再び異常活動の兆候が見られた場合、即座に適切なオブジェクトクラスへ差し替えられます。

Maike und Björn BröskampによるPixabayからの画像

SCP-1249-JPは“人”の字が集合したように見える図であり、現在の読みは「なかしんでんたけおとしらかわみなみといとわはるたかとしおいわりゅうじとおうせりんとひきたしょうせいとはぎわらいつか」であると考えられています。

SCP-1249-JPは黒色のインクで描かれているように見えますが、その構成成分は明らかになっていません。

また、収容下に無いSCP-1249-JPは、前述の読みをSCP-1249-JPを視認した人物に理解させるミーム的異常性を有していました。

SCP-1249-JPの主な異常性は、オブジェクトが存在するノートの周辺に約20秒間存在する人物の氏名を、自身の読みに組み込むことです。

複数名存在している場合、無作為に1名が選ばれ異常性に曝露するものと思われます。

この影響を受けた人物は消失し、その人数だけSCP-1249-JPを構成する“人”が増加します。異常性の影響を受け消失した人物の行方は判明していません。

え!?20秒いるだけで消えるの!?SCP-1249-JPがあるって知ってないと消えちゃうじゃん!!

発見当初のSCP-1249-JPの読みは「なかしんでんたけおとしらかわみなみといとわはるたかとしおいわりゅうじ」であったことが判明しています。

漢字.jpg
発見時のSCP-1249-JP

この読みから、中新田氏とその交際相手であった白河美波、初期通報を受け中新田氏の住宅に進入した警察官の糸和春高と潮岩龍二の計4名がSCP-1249-JPの異常性に曝露したものと考えられています。前述した人物たちの捜索は継続中です。

当時警察に潜入していたエージェント鰆が警察官3名と中新田氏の住宅を捜索しました。

それにより、警察官3名はSCP-1249-JPに取り込まれ、咄嗟にエージェント鰆がSCP-1249-JPの周囲に匚を書き足しました。

収容完了.jpg
現在のSCP-1249-JP

この捜索の後、エージェント鰆はSCP-1249-JPの影響を受けずサイト-8154へ持ち帰ることに成功しました。

これは、周囲に書き足された“はこがまえ”によりSCP-1249-JPが字義的に収容された、あるいは閉じ込められた状態になったことが原因と考えられています。

エージェント鰆の機転によって人を取り込むことはできなくなったんだね!!

また、この状況を受け、SCP-1249-JPが漢字的性質を持っているものと判断されました。

加えて、SCP-1249-JPはサイトに持ち運ばれた時点で異常性を発揮しなくなっており、あらゆる方法で異常性を再生させ実験等を行う試みがなされましたが、どれも成功には至らず、SCP-1249-JPはNagiに分類されました。

SCP-1249-JPの異常性を再現する試みは現在も進行中です。

近づくと漢字に取り込まれてしまう!?抵抗できずに消失させられるSCP!!エージェント鰆によって現在は異常性を発現していませんが財団は異常性を復活させようとしています…

著者 [Fennecist] 原作記事 http://scp-jp.wikidot.com/scp-1249-jp

SCP-268 いないこ帽子

オブジェクトクラス:Euclid

thatsphotographyによるPixabayからの画像

SCP-268は羊毛製ツイード生地のキャスケット帽です。

デザイン及び製法から、アイルランドで製造されたものであると思われます。

様式と生地からは製造年が1800年代後半から1900年代前半であると推定されていますが、繊維の分析からは有意義な結果が得られていません。

唯一のマーキングとして、中世ゲール語で『庭は蛇の棲家なり』と書かれた小さなラベルがあります。

しかしながら、これは最近になって縫い付けられたものであることを示す証拠が多数存在します。

SCP-268は着用されない限り通常の帽子と同様の性質を示します。SCP-268を着用すると、被験者は周囲から認識されなくなります。

被験者は記憶されなくなり、無視され、「ただそこにあるだけのもの」として認識されます。

観察者の注意力や記憶力が非常に強ければ被験者の物理的外見を思い出すことができますが、「帽子をかぶった人間がいた」以上に詳細な外見を思い出すことはできません。

観測者は被験者について「そこにいて当然」な人物であるが、考えたり気にしたりするには値しない、という圧倒的な感覚に晒されているのだと思われます。

いても誰も気にしなくなるのか!!もしそんな帽子があったら悪用できそうだね!!

最初の実験において、被験者から距離を取っていた研究員全員が、実験室の中で何を観察しようとしていたかを忘れてしまいました。

SCP-268を着用したDクラス被験者が大声で研究員に呼びかけましたが、誰一人としてそれに気づきませんでした。

帽子を脱ぎ、声を出し、物理的に接触することで初めてSCP-268着用者は自身を認識させることができた模様です。

強制して観測者にSCP-268着用者を「認識」させても、着用者との積極的な関わりを続けない限り、観測者は対象のことを徐々に無視するようになります。

実験により、SCP-268を累計20時間以上着用していた被験者にはSCP-268を着用していない間も弱い効果が残留していることが判明しました。

この時間範囲での実験は封じ込め違反の危険性が高まりますが、加えて過去の事件より、本アーティファクトを十分な期間着用した場合、この効果が永続かつ解除不能になるものと推測されます。

うまく使えればって思ったけど使いすぎると本当に誰も認識してくれなくなるんだね・・・

SCP-268が電子機器に直接影響を与えられるのかについては研究が進んでいません。

電子機器を通してSCP-268着用者を観測した場合も対象を認識するのが困難になり、存在を認識できたとしても顔を判別することはできなかったと報告されています。

SCP-268着用者の写真は「ぼやけている」、監視カメラ等デジタル機器の映像は「画質が悪化してピンボケになった」と報告されています。

これらの変化が写真や記録に対し実際に起きているのか、それともSCP-268の特性によりそう感じているだけなのかは判断できていません。

映像機器を用いてSCP-268着用者を捕らえることは難しいですが、モーションセンサー・重量センサー・熱探知機・その他の機器は対象に対して正確に反応します。

ある日、SCP-268が無くなっていることが判明し、代わりに「今までどうも。そろそろわたしの帽子を返してもらいます。 ~ L.S.」と書かれたメモが残されていました。

その帽子を被ると存在が薄れていく!?周囲から消されるSCP!!しかも被ってた時間が長いほど効果が強くなります。悪用することもできそうですが一体誰がSCP-268を持ち去っていったのか…

著者 [Pair Of Ducks] 原作記事 http://www.scp-wiki.net/scp-268

終わり

Mariya によるPixabayからの画像

今回は人を連れ去ってしまう神隠し的なSCPを紹介しました!!行方不明者の中にはSCPの影響を受けた人もいるかも・・・??原作記事が気になったら読んでみてください!!

この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。

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