不思議で怖くて面白い!!そんなSCPを紹介していきたいです!!
今回は人類にはとても太刀打ちのできない理不尽な力を持った超巨大で危険なSCPを紹介していきます。

SCPとは
SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。
SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。
・Safe(セーフ)
注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!
・Euclid(ユークリッド)
よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?
・Keter(ケテル)
収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!
主にこの3種類に分類されてます。
SCP-169 リヴァイアサン
オブジェクトクラス:Keter

SCP-169は古くから船乗りや口伝てによってリヴァイアサンとして知られる、巨大な海生節足動物だと考えられています。
SCP-169の体長は2000kmから8000kmと推測されており、その大きさのため、SCP-169を収容することだできず、この先の将来でもSCP-169を収容することは不可能だと思われます。
SCP-169は先カンブリア時代から生きていると考えられ、その生態、特性、習慣などほとんどのことは判明されていません。
SCP-169が見つかる前、当初列島だと思われていたものが1週間に1kmほどの速度で移動していたため、これに疑問を抱いたSCP財団によって発見されました。これはSCP-169が海に漂っており、列島だと思われていた地表はSCP-169の体の一部でした。
この周囲では周期的な地震が起こっており、SCP-169が3ヶ月に1度の呼吸をしていると考えられています。
今は動くことなく休眠しているようですが、いつ起きるのかわかりません。
現在は列島に一般人が近づくことを避けて情報が漏れないようにしていますが、ある時、SCP-169の声と思われる音声がメディアによって漏洩してしまったため、SCP財団は一般人、科学者の音源の特定を全力で阻止しています。
神話として知れ渡っていたSCP!!こんなに巨大な生物が海に住んでいるなんて!!今は休眠中ですが、もしも食性が肉食だとしたら一体どうなってしまうのか・・・?
著者 不明 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-169]
SCP-1128 恐怖の水棲生物
オブジェクトクラス:Euclid

SCP-1128は写真や文書、口頭などで伝えられ、その外見をはっきりと認識した者にだけ現れる水棲捕食生物です。
SCP-1128の影響を受けた人は入浴や水泳等の体を水につける行動を嫌がります。
この時、水に潜った場合、広大な海の中へと転移され、SCP-1128に終われます。
数秒後には元の場所に戻ってきますが、時にはSCP-1128に襲われて死亡したと思われる血液、体の一部のみが元の場所に戻ってきます。
しかもこの影響は日が経つごとに強くなっていき、全身が浸かれない量の水でもSCP-1128のいる海へと飛ばされることがわかっています。
最終的にはグラスの水の中に引きづり込まれ、その後その被験者は帰ってくることはありませんでした。

水に近づけないなんて生活できないじゃん・・・でもまだ生還できる可能性はあるから絶望的ではないのかなぁ?
海の中の巨大な生物に人間が何秒も逃げ切れるとは考えにくいです。おそらくSCP-1128はわざと逃がしています。SCP-1128の影響は口で伝えてもその姿について理解すると発現するので、SCP-1128はさらに大量の餌が来るようにしているのかも知れない・・・
人間を餌にしているSCP!!巨大な生物に海で襲われる恐怖!!こんな体験したら水恐怖症になってしまう・・・
著者 MrCobalt 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-1128]
SCP-2317 異世界への扉
オブジェクトクラス:Keter

SCP-2317は木製の扉とその枠です。
この扉の先には別の世界が存在しており、SCP-2317-プライムと呼ばれています。
その別世界には半径数キロの空間が広がっており、地面は砂で覆われています。
さらに7本の柱(SCP-2317-A~G)が中心を囲むように円形に設置されおり、その柱は直径約1m、高さ7mあり、歴史上見たこともない文明の彫刻が施されています。
そして、この空間はこれだけではなく、砂の地面の下にも他の空間(SCP-2317-H)が広がっています。
SCP-2317-H
先程の7本の柱は下の空間まで突き抜けており、下に200m伸びSCP-2317-Hにつながっています。
SCP-2317-Hは直径100kmほどの球状の空間です。そしてこの空間に収容されているのがSCP-2317-K「世界を貪るもの」です。
SCP-2317-K
SCP-2317-Kは人型の超巨大な太古の生物で、全長は200km、頭からは木の枝のようなツノが生えており、下顎はなく、全身は板状の鱗で覆われています。
SCP-2317-Kの背中には7本の鍵が埋め込まれており、この鍵には鎖がついており、頭上にある7本の柱(SCP-2317-A~G)につながってSCP-2317-Kを拘束しています。
そしてこの鎖は今現在7本中6本が破損しており、完全な鎖は1本しか残されていません。
SCP財団はこの鎖をなんとしても破壊しないためにカラバサスという儀式を行い、鎖の破壊を食い止めています。その間に6本の鎖を修復する計画です。
過去に6本目の鎖が破壊された時は、最終的に200万人の死者を出すことになっています。
カラバサスが失敗して7本の鎖が全て破壊されてしまった場合、世界終焉シナリオ XKシナリオを迎えるとされています。
世界終焉シナリオ XKシナリオ
世界終焉シナリオとは言葉の通り、世界が崩壊してしまう危機に瀕する、または世界が崩壊してしまうシナリオのことを意味し、XKシナリオとは世界終焉シナリオの中でも、最大の危険性があるシナリオです。
XKシナリオは塩漬けの地球とも呼ばれ、世界が復興できないほどに滅亡してしまう危険性があります。

世界を滅亡させるSCP!?カラバサスっていう儀式絶対に失敗しちゃだめじゃん!!
ですが、この話には裏があります・・・
SCP-2317-Kの真実
この事実は財団の最高指揮官05のみが知っている事実です。
実はSCP-2317-Kを拘束している鎖はSCP-2317-Kと同種の生物から作られていて、今の技術ではこの鎖を作ることは不可能です。
さらに鎖が破壊することを防いでる儀式カラバサスも、実は効果がなく、いつ世界終焉シナリオが引き起こされてもおかしくない状況です。
ですが、この事実を財団内に公表してしまうとパニックが起こることが予想されるため、ごく一部の者にしかこの真実は明かされていません。
そして、最後の鎖は予測ではあと30年ほどで破壊されるそうです・・・
世界の終わりが近づいている!?世界を貪るSCP!!本当にあと30年で世界は滅亡を迎えてしまうのか・・・?人類には滅亡を止める術は残されていないのかもしれない・・・
著者 DrClef 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-2317]
終わり

今回は超巨大で人類にはとても敵わないようなSCPを紹介しました!!やはり巨大な生物はそれだけ世界に及ぼす力が大きいですね!!このSCPたちが本気で暴れたら・・・それは世界滅亡の始まりかもしれない・・・
この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。
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