不思議で怖くておもしろい!!そんなSCPを紹介していきたいと思います!!
今回はSCPの中でも精神を攻撃してくる超危険なSCPたちを紹介しようと思います!!
SCPとは
SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。
SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。
・Safe(セーフ)
注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!
・Euclid(ユークリッド)
よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?
・Keter(ケテル)
収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!
主にこの3種類に分類されてます。
SCP-3020 鬱
オブジェクトクラス:Keter
SCP-3020は、未知の微生物で体長は1μ未満です。
SCP-3020は人間にのみ発症するウイルスに似た寄生生物だと考えられます。
SCP-3020はドーパミン、アドレナリン、ノルアドレナリンの元である化学物質を餌とします。そのため、これらの不足により鬱の症状、パーキンソン病に似た症状や闘争本能なアドが削がれます。
SCP-3020は感染者の汗や涙などに卵を植え付けることで繁殖します。
SCP-3020の厄介な点は人体外の環境が厳しくても無期限に生存すること、そして、ドーパミンを餌とするため抗うつ剤や、精神病薬では治すことができないことです。
治すことできないの・・・?それじゃあ感染したらどうなるの・・・?
ステージ1
まずSCP-3020に感染した者は周囲の人間全てに嫌われているという妄想をします。
そのため、感染者は人間との接触を避けるようになります。
ステージ2
さらに症状は深刻化し、感染者は周囲の人間から自らの死を望まれていると錯覚します。
この状態では感染者は人間との接触を完全に断ち切り、鬱状態になります。
ステージ3
感情が抑えられなくなり、激昂したり負の感情が爆発します。
この時点で感染者は自殺を考えるようになります。
ステージ4
感染者は体は動くものの触覚や痛覚を感じなくなります。
加えて、味覚や嗅覚も段々と欠如していきます。
この段階では感染者は数時間ほど座ったままの状態でいます。これはSCP-3020は感染者が動いてない時が1番活発化するようで、この状態の時に増殖しているようです。
ステージ5
感染末期状態。この状態になった感染者の半数近くは自殺を試みます。
感染者と人間が接触をすると感染者の症状は緩和しますが接触した人間はSCP-3020に感染します。
感染者が死亡するとSCP-3020の卵が感染者の体から現れるので注意が必要です。
人から人へ感染するSCP!!ウイルス型のSCPのため現在も収容は困難となっています!!今もどこかで感染は広がっているのかも・・・?
著者 ihp 原作記事[http://www.scp-wiki.net/scp-3020]
SCP-040-JP ねこですよろしくおねがいします
オブジェクトクラス:Safe
SCP-040-JPは日本のとある村に放置された井戸小屋です。
小屋の中央にはかなり古い石像の井戸があり、その井戸は真っ直ぐ地下に続いており、どこまで続いてるかは現在もわかっていません。
この小屋の中を人間が覗き込むと激しく動揺し、「ねこがいた」と報告します。
さらに「ねこがいた」ということに強く執着し、他者に積極的に伝えようとします。
ある程度「ねこがいた」ことを理解してしまった人間は、小屋を覗き込んでしまった人間と同様の症状が出ます。
この症状になってしまった人間は全ての猫をその小屋の中で発見したねこに見えます。
このねこは毛がなく造作のない顔に人間のような2つの目がついている不気味な姿に見え、どこからでもこちらを真っ直ぐに見つめてきます。
つまりねこはいます。
なるほど!!ねこはいるんだね!!
「ねこがいる」SCP!!もし周りにねこがいたら不気味な顔でこちらを見つめてきます!!猫ちゃんを可愛がることができなくなってしまうかも!?
SCP-3054 クラッグスタッフ療養院
SCP-3054は北アメリカ各地の精神治療施設を利用している、または利用していた患者に発生する異常現象です。
この現象が発生する患者は誰からも観察されていない時に、消失します。
現在、SCP-3054が原因で消失したと考えられる事件は確認されているもので912件、未確認のものも多くあると考えられています。
SCP-3054によって消失した人間は、ノースカロライナ州の森林地帯に位置する無人の精神科学研究所のクラッグスタッフ療養所に転移されます。
過去にSCP-3054を調査していた財団職員がクラッグスタッフ療養所に転移した記録があります。
調査班の中ではその転移した財団職員だけが精神病院に入院していた過去がありました。
ええ・・・1回でも精神科に通ったことあったら転移させられるのか・・・
転移したらどーなるんだろ・・・
幸い通信機器を所持していたため、音声でのやりとりからSCP-3054に転移された場合の詳細はわかっています。
SCP-3054の影響を受けていない状態でクラッグスタッフ療養所に行っても、無人の廃病院があるだけで、影響を受けて転移した人間だけが、本当のクラッグスタッフ療養所を見ることになります。
療養所に転移されるとそこには無人の廃病院ではなく、新築のように綺麗な病院と古い時代の服装をきた医者や看護師がいます。
そして、SCP-3054によって連れてこられたであろう人たちがたくさんいます。
ここに来た人間たちは医者によって治療として、薬を処方されます。
この薬を飲むと思考が回らなくなり集中したり、何かを考えることが徐々にできなくなっていくようです。
転移された財団職員はこの病院からの脱走を図りますが、病院を囲っているフェンスに到達したところで、なぜか病院の玄関にワープし、脱走は失敗してしまいました。
その後、転移された財団職員と連絡を取ると、彼女は洗脳されており、連絡をとっていたSCP財団を病気の原因と考えるようになっていました。
それ以降、彼女と連絡は取れていません・・・
人を攫うSCP!!精神病院に通ったことがあるという条件はありますが、攫われて無理矢理治療されてしまうかも・・・?
著者 The Great Hippo 原作記事[http://www.scp-wiki.net/scp-3054]
終わり
今回は関わるだけで頭がおかしくなってしまうSCPを紹介しました!!物理的な攻撃はされていないのに命を落とすかも知れない・・・とても恐ろしいですね!!SCPが気になったら原作記事も読んで見てください!!
この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。
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