不思議で怖くておもしろい!!そんなSCPを紹介しようと思います!!
今回はまるで神様のような危険なSCPを紹介しようと思います!!
SCPとは
SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。
SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。
・Safe(セーフ)
注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ!
・Euclid(ユークリッド)
よくわからないことが多くて危険だよ!収容が難しいかも・・・?
・Keter(ケテル)
収容することができない!なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ!!
主にこの3種類に分類されてます。
SCP-343 神
オブジェクトクラス:Safe
SCP-343は人種不明の全知全能のような男性です。
SCP-343はスタッフから神とあだ名をつけられ、自らも自分が世界の創造主だと言っています。
その証拠にと、SCP-343は収容されている部屋の壁を通り抜けて、ハンバーガー片手に帰ってきたり、次に人が訪問した時にはどこからか暖炉や高級な家具を部屋に持ってきていた。
SCP-343は見る人によって外見が変わり、見る人によって親しみやすい顔に顔に変わります。
SCP-343と関わった人間は幸福感を得て、SCP-343のために行動するようになり、それに一切の不信感を感じることはありません。
そのため、SCP-343のためを思って職員が財団から命令されていない行動をすることもあります。
洗脳に近い能力があるのかと思われますが、今のところSCP-343は無害なため職員の接触は禁止されていません。
全知全能なのに人間に友好的でいいSCPなんだね!!
・・・報告書の内容はこんな感じですが、明らかに不自然です。
そもそもオブジェクトクラスSafeは収容できて能力もある程度解明されているSCPが分類されるオブジェクトクラスです。
ですがSCP-343の能力があれば収容は実質不可能であり、能力も未解明な部分が多数あります。
もしかしたらこれはSCP-343によって操作されているのかも・・・?
著者 不明 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-343]
SCP-2845 鹿神様
オブジェクトクラス:Keter
SCP-2845は高さ3.4m、重さ815kgの四足歩行の鹿のような見た目をしていますが顔は人間のような特徴をしています。
白黒水玉模様、幅4.8mのツノを持っており、その後ろには氷粒子の輪が浮遊していて、時計回りに回転しています。
SCP-2845は物質を即座に変換して再構築する能力を持っており、物理的な攻撃に対しても完全に耐性があります。
この能力の有効射程距離はわかっておらず、視界内の標的には自由に能力を使うことができます。
SCP-2845の能力では物体を個体、液体状態の水素またはヘリウムに、大気を水素、ヘリウム、アンモニアを混合したものに、植物は半金属でできた生命体に、人間は高さ2.4mの黄緑色の六角中にされます。
SCP-2845は攻撃時、周りの物質、大気を変換して円柱、円錐の物質を作り出し、それを飛ばして攻撃してきます。
この攻撃は10キロメートル離れた標的に当てることもでき、誰彼構わず民間人も巻き込んで攻撃してくる凶暴性を持っています。
この神様凶悪すぎない?収容できるのこれ?
凶悪なSCP-2845ですがすでに財団は封じ込めに成功しています。
絶え間なくSCP-2845に砲撃を浴びせ続け、SCP-2845を誘導し、封じ込めの儀式を行いました。
封じ込めは成功し、そこにサイト−100が建設されました。
しかしこの封じ込めの儀式がなかなか複雑です。
儀式ではSCP-2845を中心に六芒星を描き🔯、その角(60°、120°、180°、240°、300°、0°)で6名が63時間54分の周期でそれぞれ儀式を行わなければいけません。
儀式① 60° 茶番劇とサイコロを用いたゲーム
儀式② 120° 様々な楽器を用いた演奏、ダンス、歌唱
儀式③ 180° 贈り物の交換、穀物の散布
儀式④ 240° 0.5ℓのオリーブ油の消費、200kgの岩を砕く
儀式⑤ 300° Dクラス職員を椅子に固定し、手鎌で去勢
儀式⑥ 360° 生後3ヶ月の乳児を焼く、食べる、嘔吐する
これらの儀式を繰り返し行わなければいけません。もしSCP-2845が収容違反を起こした場合、世界は終焉を迎えるかもしれません。
無慈悲な強さを持つSCP!!この理不尽な強さ、封じ込めに必要な代償が神様と言われるのも頷けますね!!SCP-2845がその気になれば地球は壊れてしまうかも・・・?
著者 Djoric 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-2845]
SCP-2000 機械仕掛けの神
オブジェクトクラス:Thaumiel
Thaumiel(タウミエル)とは財団が極秘で所持しているKeterクラスのSCPに対する対抗策です。
SCP-2000は財団の地下施設であり、この施設の目的は人類の滅亡などの世界の終焉が避けられない時に文明を再構築するためにあります。
SCP-2000は人類の手で作られた人工物であり、人間の複製機が組み込まれています。
文明の再構築の仕方はSCP-2000に組み込まれている人間の遺伝子より、人間を複製し、幻覚剤・催眠療法を施して世界に輸送します。
この複製機能は最大で1日10万人の人々を生産し、5日間で任意の年齢まで成長させることができます。
財団の催眠によって世界経済の復興を行なっていた人々は、西暦2000年水準まで世界が復元されると、記憶処理剤を撒かれて記憶を失います。
その後、歴史は再び繰り返されます。
人間を複製するなんて!!でも世界が終焉を迎えてるときにそんなことも言ってられないのか・・・!
ちなみにSCP-2000は2回使用されている痕跡があるため、少なくとも財団は2度世界の終焉を止めることに失敗していることになる・・・
機械仕掛けの神の意味はおそらく古代ギリシアの演出技法 デウス・エクス・マキナを指していると思われる。神が物語を収束させる手法だがSCP-2000は巻き戻しているのでは・・・?
人類の最後の手段であるSCP!!なんと2度も世界は終焉を迎えていた!?もしこのSCP-2000が機能しなくなってしまったら・・・
著者 HammerMaiden 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-2000]
終わり
人智を超えたまさに神のようなSCP!!人間には神の前では敬い、恐れ、救いを求めることしかできないのか・・・?SCPが気になったら原作記事も読んで見てください!!
この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。
コメント
自動車のエンジンなんかの神様といえばCCSCモデル。極圧添加剤の効果も説明できる境界潤滑理論だ。バイオ燃料における高濃度アルコール成分がギ酸に変化することで不具合を引き起こすことも説明できる。