不思議で怖くておもしろい！！そんなSCPを紹介していこうと思います！！
今回は１つの生物や物などではなく場所がSCPと呼ばれているものを紹介します。
SCPとは
SCPとは常識に反した超常的な存在です。生物に限らず物や場所などのことを指すことがあります。それらを確保、収容、保護することを目的としているのがSCP財団です。
SCPには収容難易度によってランクづけされておりオブジェクトクラスと言われています。
・Safe(セーフ)
注意して収容しとけばそんなに危険じゃないよ！
・Euclid(ユークリッド)
よくわからないことが多くて危険だよ！収容が難しいかも・・・？
・Keter(ケテル)
収容することができない！なかには人類への壊滅的な危機または世界が終わる危険性があるよ！！
主にこの３種類に分類されてます。
SCP-2316 校外学習
オブジェクトクラス：Keter
「私は水中の死体に見覚えがありません」
SCP-2316について知るためには上のフレーズを繰り返さなければなりません。
SCP-2316は甚大な認識災害を起こすため、厳重な管理体制が施されており、いかなる時でも財団がSCP-2316に接触することは禁止されています。
また、SCP-2316の音声や映像を見る場合でも認識災害に耐性のあるものしか許可されていません。
SCP-2316はとある湖に存在する死体の集まりであり、周りをフェンスで囲まれており、SCP-2316について全く知識のない人物がパトロールしてます。
SCP-2316が収容されている湖の50m以内に接近した人物は死亡したものとして扱われます。
50m以内に近づいただけで！？
SCP-2316に強力な認識災害の影響があるため、50m以内に近づいた者はSCP-2316の死体を見覚えのある人物や幼少期からの知人として信じ込み、強制的に湖の中へ入水します。
湖に入った人物は今まで誰一人として帰ってきてません。
50m以内に入るだけで洗脳されてしまう恐ろしいSCPですね。知らずに近づいてしまったら・・・
著者 djkaktus 原作記事 [ http://www.scp-wiki.net/scp-2316]
SCP-823 恐怖のお祭り
オブジェクトクラス：Euclid
SCP-823は今は放棄されたテーマパークです。
SCP-823は「血の日曜日」として知られる事件の後に放棄されました。
SCP-823が放棄されるまでの20年間で231人の観光客が殺害され、7人の重軽傷者が出ました。
被害者はどれも不可解な状態で死亡しいます。
体が融合した状態で死亡している男女。
口、気管、肺に着ぐるみの繊維が詰め込まれて窒息した男性。
ジェットコースターに乗っていた15人が何らかの力で次々と首をもぎ取れられて死亡する。など
このような事件が発生したため財団は機動部隊をSCP-823に派遣しました。
すごい恐ろしいけど機動部隊が出動したなら安心だね！！
しかし、派遣された機動部隊にも不可解な事件が発生しました。
SCP-823に乗り込んだ機動部隊の半数が自らが所持していた弾薬の火薬を飲み込んで死亡したり、自ら肺を引き裂いたり顎を砕くなどして死亡したためSCP-823の調査は即時中止命令が出されました。
その為、財団はテーマパークを封鎖し、テーマパーク周辺をレッドゾーン（侵入禁止区域）に設定し、近づくものは一般市民でも即時射殺するほどの厳重な体制を敷いてます。
SCP-823からはある音楽や金切声が聞こえることがわかっており、これらの音によって聞いたものは精神に異常をきたす可能性が高いです。
SCP-823はKeterへの格上げが要請されましたがデータが少なく、その案は却下されています。
テーマパーク付近に進入するだけで正常にいられないなんて恐ろしいSCPですね！！
しかもこのレッドゾーンは日に日に拡大してるんだとか・・・
著者 DrClef 原作記事[http://www.scp-wiki.net/scp-823]
SCP-354 レッドプール
オブジェクトクラス：Keter
SCP-354はカナダの北部で発見された人の血液からできた湖です。
この湖の周りにはエリア354と呼ばれるSCP-354を囲む建造物があります。
そして、この湖からは定期的にモンスターが出現し、この包囲から脱走しようとします。
出現するモンスターは基本的に敵対的でかなり危険な存在ばかりです。
いくつかのデータは削除されて残っていませんがある限りの現れたモンスターの情報を示します。
SCP-354-1
エリア354が設立される前の監視所を破壊したモンスター。巨大なコウモリの姿をしており、機動部隊により無効化。
SCP-354-2
鋭い棘に覆われたハリモグラのようなモンスター。銃弾は効かずエリア354を逃れようとした所をナパーム弾によって無効化。
SCP-354-3
空中に浮いている黒い金属球。即座に死に至る放射能を発射する。このモンスターは当時のエリア354の責任者である博士がハンマーで叩き砕き、無力化した。
SCP-354-4
身長４.6m（15フィート）の恐竜のような人間。エリア354から脱出し、銃撃は効果がなく、機動部隊Ω-7（パンドラの箱）によって無効化された。
SCP-354-6
人間と思われるインド系の男性。エリア354が破壊されて修復中だったため逃げ出す素振りを見せる前に射殺。
SCP-354-14
タコの触手のような物がSCP-354から現れ職員数人をSCP-354の中に引きずり込みました。体の大部分がSCP-354の中に隠れていたため確認できず、銃撃でダメージを負うとSCP-354の中に戻って消えました。
SCP-354-15
氷できた猫型のモンスター。エリア354の壁をゆうゆうと飛び越えることができ、銃弾もかわす俊敏さを持ち合わせていた。積極的に職員と交戦していたがその後に出現したSCP-354-16に興味を持ち戦闘は終了した。
SCP-354-16
凝固したマグマでできた猫型のモンスター。銃弾は効かず、職員たちに敵対行動はしなかった。SCP-354-15とつがいとなり、身を寄せ合って、その後2匹とも完全に凝固し動くことはなかった。
SCP-354-18
ターミネーターと呼ばれた金属でできた人型ロボット。肉眼では見えない光学迷彩装置が搭載されており、戦闘能力が高く、エリア354の職員の90％を殺戮した。出現から60分後に動力がなくなり停止した。
このようなモンスターを産むSCP-354。どのモンスターも強くKeterなのも頷けます！！この血の湖は地球ではないどこかに繋がっているのか・・・？
著者 Dave Rapp 原作記事 [http://www.scp-wiki.net/scp-354]
終わり
場所そのものがとても危険なSCPを紹介しました！！何があっても近づきたくないですね！！意図せずこれらのSCP達の近くに行ってしまったら最後の光景を見ることになるかもしれませんね！！SCPが気になったら原作記事も読んでみてください！！
この記事はCC BY-SA 3.0ライセンスに基づきます。
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